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2009.11.04

『リサイタルvol.3 -Beautiful People-』 を終えて

野宮真貴 スペシャルインタビュー

 
今年で3回目を迎えた『野宮真貴 リサイタル』。
今回は恵比寿ガーデンプレイス設立15周年イベントの一環として、恵比寿ガーデンホールにて開催され、1日2回公演のみのリサイタルとなったが、例年以上の動員数を記録し、今年も大盛況のうちに終了した。
それぞれの時代のアイコンたちを、歌とファッションで見事に演じきった野宮さん。リサイタル終了後には、会場から盛大な拍手が送られ、おおいに沸いた。菊地成孔さんとmomokomotion、ロマンチカの林巻子さん、丸山敬太さん、そしてこのリサイタルの成功をめざしてきた多くのスタッフたち、さらにリサイタルを観に来た観客と、まさにテーマどおり“ビューティフルなピープルたち”が一同に集ったリサイタルとなったのではないだろうか。
昨年にひきつづき、今年も野宮真貴さんにリサイタルを終えてみての感想を中心に、今回のリサイタルでのお気に入りの場面、そして次回のリサイタルへ意気込みなどをお話いただいた。

Stage Photo by Taisuke Ota
構成=金子英史

もっと、もっと、やりたかった、歌が届く舞台

──『野宮真貴 リサイタルvol.3 -Beautiful People-』を終えて、率直な感想をお願いします

今回は、一日だけ(マチネ、ソワレの2回)の公演だったので、あっという間でしたね。もっと、もっと、やりたかったです。
だけど、シンプルで美しい舞台がつくれたと思っていますよ。“歌が届く舞台”だったと思います。

──リサイタルでは、その年のテーマに沿って、衣装や音楽を才能ある方々が手がけていますが、今年の衣装は丸山敬太さん、音楽監督にはリサイタルのためだけに結成された菊地成孔さんとmomokomotionの特別ユニット「キクチモモコ」と、見どころ十分でした。野宮さんの手応えはいかがでしたか?

衣装は、以前から丸山敬太さんとお仕事をしたいと考えていて、今回のリサイタルのコンセプトが、敬太さんのお洋服の世界とマッチしていたので、「今回は敬太さんしかいない!」と、お願いをしました。20世紀のファッション・アイコンを野宮真貴流におしゃれに表現できたと思っています。

音楽はバンドを導入するという新しい試みで、菊地成孔さんとmomokomotionによる特別ユニット「キクチモモコ」が結成されました。新曲と、新たなアレンジで生まれ変わった楽曲で、新しい音を届けられたことをうれしく思っています。






──毎年演出を凝られていて、今年は1曲目から特大の電光掲示板が登場したり、劇中バックスクリーンに映し出された映像と舞台とが何度もリンクして、会場を沸かせていました。演出家の林 巻子さんとは、どのくらいの時間をかけて、どのようなやりとりを経て、今回の舞台を完成させたのでしょう?

一年近く前からメールでやりとりをしていて、半年前くらいに方向性を具体的にしていきました。今回は選曲に時間がかかってしまい、多少の演出の変更などもあったのですが、林(巻子)さんとの信頼関係で、なにがあっても方向を見失うことなく、結果的には、当初考えていたとおりの舞台が表現できたと思っています。




──昨年もオウプナーズでインタビューしましたが、今回のリサイタルのなかでお気に入りの場面を3つ挙げてください

ひとつめは「nonstop to tokyo」のシーン。毎年恒例の早着替えを行ったのですが、その際にバックスクリーンの映像と早着替えがリンクしていた演出が好きです。
ふたつめは、電飾のお姫さまドレスを着て「Princess&Prince of the frog」を歌い、退場の際にバックスクリーンの映像と私が入れ替わった瞬間ですね。
そして、みっつめは「Never on Sunday」の入場シーン。スクリーンに映っていた私が、まるで映像から飛び出したように本人と入れ替わって入場した瞬間。




──今後の展望を教えてください

今後もマイペースで、年に一度のリサイタルをつづけていけるのが望みです。そのために、一年間はいろいろ学び、スキルアップしていきたいですね。

──最後にファンのみなさんにひと言お願いします

今回は3回目にして、リサイタルというものを私なりに確立できたと思っています。
ひとつひとつやり遂げることの大事さを感じ、やりつづけることのパワーを持続していきたいと思っています。ファンのみなさんには、このリサイタルを通じて、なにかしらの刺激を感じていただけたらうれしいです。

──ありがとうございました

(おわり)


野宮真貴リサイタルvol.3『Beautiful People』 楽曲とアイコン

<第一部>
01. 「クレオパトラ2001」 [Rachel/レイチェル]
02.「私のすべて」 [Brigitte Bardot/ブリジット・バルドー]
03. 「フィオレラ・ウィズ・ジ・アンブレラ」 [Brigitte Bardot/ブリジット・バルドー]
04. 「nonstop to tokyo」  [Audrey Hepburn/オードリー・ヘプバーン]
05. 「Princess&Prince of the frog」  [Audrey Hepburn/オードリー・ヘプバーン]
06 「Never on Sunday」 [Grace Kelly/グレース・ケリー]
07. 「Wives and Lovers」 [Grace Kelly/グレース・ケリー]
08. 「キャットウォーク」 [Zelda Fizgerald/ゼルダ・フィツジェラルド]
09. 「FURA」(リサイタル・オリジナル曲) [Zelda Fizgerald/ゼルダ・フィツジェラルド]

<第二部>
10. 「Your My Star」 [Pamela des Barres/パメラ・デス・パレス]
11. 「Get It On」 [Pamela des Barres/パメラ・デス・パレス]
12. 「マリアの指先」(リサイタル・オリジナル曲) [Edie Sedgwick/イーディ・セジウィック]
13. 「きみみたいにきれいな女の子」 [Edie Sedgwick/イーディ・セジウィック]
14.「darlin' of discotheque」 [フィナーレ]
15. 「Twiggy Twiggy」 [フィナーレ]
<アンコール>
16. 「甘い生活」

野宮真貴│主演・衣装プラン

演出・構成・美術│林 巻子(ロマンチカ)
音楽監督│キクチモモコ(菊地成孔+momokomotion)
衣装│丸山敬太(ケイタマルヤマ トウキョウ パリス)
振付│横町慶子(ロマンチカ)
開催日時│2009年9月22日(火・祝)
会場│恵比寿ザ・ガーデンホール

野宮真貴オフィシャル
http://www.missmakinomiya.com/
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