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MOËT&CHANDON|モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージは特別である(1) Text by MATSUO Dai(OPENERS)
Photo by JAMANDFIX(INTERVIEW) 革新的、自由、ラグジュアリーモエ・エ・シャンドンのシェフ ド カーブであるブノワ・ゴエズ氏は2005年、35歳の若さで現在の任に就いた。1999年に入社し、2000年からヴィンテージの専任となった彼が就任するまでにも、モエ・エ・シャンドンからはとくに作柄の良い年のみ、その年にできたワインだけでブレンドがおこなわれた「ミレジムシャンパーニュ」がリリースされていた。しかし、それはノンヴィンテージにして、モエ・エ・シャンドンのイメージの核であるブリュット・アンペリアルのスタイルから大きくかけ離れたものではなかった。モエ・エ・シャンドンにおけるミレジムシャンパーニュのそんなイメージを刷新したのがゴエズ氏である。もちろん、伝統と格式は重んじるが、特別な年に収穫されたブドウの魅力を最大限に表現した。「革新的、自由、ラグジュアリー」というコンセプトのもとに、2007年にグラン ヴィンテージをリリースしたのである。
あたらしくなったグラン ヴィンテージそんなグラン ヴィンテージが、あたらしいエチケットをまとってリリースされることになった。その理由は、まず原料の収穫年であるヴィンテージに焦点を当てるということ。使用する字体は、オーセンティシティを意識したからとカーヴに書いてある文字を使った。ゴエズ氏いわく「ヴィンテージのパーソナリティが重要」というグラン ヴィンテージ。そのセパージュは、ベースワインのパフォーマンスを見極めたうえで決定される。そのため、収穫年によって大幅に異なる。2002年がシャルドネ51%、ピノノワール26%、ピノムニエ23%だったのに対し、2003年ヴィンテージはピノムニエ43%、ピノノワール29%、シャルドネ28%と、ブラン・ド・ノワール的なニュアンスが強く感じられるであろう比率となっている。
「これぞモエスタイルだと思っているのは品種の構成だけではありません。輝きに満ちた果実味、官能的で魅力的な味わい、エレガントな熟成感はモエ・エ・シャンドンのどのシャンパーニュにも共通したスタイルです」。
グラン ヴィンテージの各ヴィンテージごとの特徴を語っていただいたところ、「2000年はグレープのフレーバーを強く感じる。スモーキーでヨード、ミネラル、果実味があり、グリーンネスもある。たとえば、グリーンパイナップルなど。また、エネルギーにあふれ、ダイナミックな印象のあるヴィンテージです。2003年はそれとは正反対。スイートなスパイス、たとえば、バニラやリコリスのイメージ。丸みがあり、コクがあってフルボディです。2002年はふたつのヴィンテージの特徴をあわせもっています。果実味と熟成した味わいを兼ね備えている。コンプレキシティがあるといえるでしょう。コクがあり、一貫した性格をもっています。酸味がしっかりあり、余韻が長いです」という答えが返ってきた。 モエ・エ・シャンドン「グラン ヴィンテージ 2002」 価格|8715円 モエ・エ・シャンドン「グラン ヴィンテージ ロゼ 2002」 価格|9975円 ![]()
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MOËT&CHANDON|醸造最高責任者 ブノワ・ゴエズ インタビュー&イベントリポート
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