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LOUIS XIII|ルイ 13世
2012.02.14

LOUIS XIII|ルイ 13世

アンバサダーインタビュー9

鏡 リュウジ(心理占星術研究家・翻訳家)

最高のブランデーとして知られるルイ13世の魅力を発信するために選ばれた、13人のアンバサダー。ルイ13世の妥協を許さない酒造りに共感した彼らが、本物を求める日本のおとなたちにメッセージを送るプロジェクトである。六本木グランド ハイアット 東京のバー「マデュロ」に期間限定オープンした「メゾン ルイ 13世」から、毎回インタビューをおとどけする。第9回目は、テレビ、ラジオ、雑誌など、さまざまなメディアで活躍する心理占星術研究家で翻訳家の鏡リュウジさんだ。

Text by MATSUO Dai
Photographs by IGARASHI Takahiro

ルイ13世は木星と土星

占星術研究家という立場でお話をさせていただくと、ルイ13世というブランデーは、木星と土星の性格を持つお酒だと言えるのではないかと思います。木星は、人を解放的にしていく。土星は格式や伝統を表します。このルイ13世を飲んで感じたのは、まさにシルクのようだということ。一般的にアルコール度の強いお酒にある引っかかりのようなものがなく、どこまでも滑らかなんです。これは木星の要素ですね。格式や伝統は皆さんご承知のとおりかと思います。

ちなみに、木星が12年かけて太陽を1周するのに対し、土星は29.5年です。その木星と土星が20年に一度だけ地球から同じ方向に見えるときがあります。これを「グレート・コンジャンクション(大会合)」というのですが、この時は時代の大きな変わり目になんです。2000年から2001年にかけて、おうし座の方向でグレート・コンジャンクションが起きました。次は2020年頃に、グレート・コンジャンクションがあります。その方向を見ると、風の星座、つまり、これまでの社会がは物質やお金だったのに対し、これから移行する方向は知性や情報を表しています。20年の半分を折り返して、わたしたちはそうしたあたらしい時代の転換点にいるのです。さらにいうと、200年に一度大きく変わり、戻るのに800年かかります。歴史を見てもわかるとおり、わたしたちは時代の変化にさらされているのです。

時間の性質を引き継いだ酒

ただ、このルイ13世はそんな大きな時代のうねりのなか、熟成を重ねてきました。ユングは「ワインは作られた年の時間の性質を引き継いでいる。それは人間も同じである」と語りました。ブランデーは、コニャック地方でもともと“Vin brule=ヴァン・ブリュレ”つまり「焼いたワイン」と呼ばれていました。このルイ13世は、ユングの言葉どおり100年以上前の時間の性質を引き継いでいるのだと思います。酒造りにおいて、人間はテクニックという面では働きかけることができます。けれど、この時間の性質というものは人間の力では出せないものです。サイエンスとは、誰が何度やっても同じものになることです。しかし、酒の味わいはオカルトです。日本でオカルトというと誤解されやすいのですが、「隠されたもの」「すぐにわからないもの」を意味します。誰が、いつ造ったのか、酒造りには重要なことなんです。
 


 

琥珀色の夢を

お酒好きという観点からルイ13世を語ると、まず自分のような人間には手の出ないハイブランドというイメージがありました。余裕ができてから飲むものですね。実際に味わうと、まず感じたのが香りの違い。遠くにいても強い香りがあり、複雑なフレーバーを感じます。このようなすばらしいお酒があるのに、日本が全体的にお酒を飲む人が減少しているとのことで、盛り上げるべく、このアンバサダーという仕事をお引き受けしたんです。ブランデーはナイトキャップとして飲んだりしますが、先日就寝前にtwitterに「琥珀色の夢を」と書いたらとても評判になりました。このルイ13世を飲んで寝ると、琥珀色の夢を見ることができるのではないでしょうか。

尽きない興味

実はこのルイ13世という名前に大きな興味があります。ルイ13世が絶対王政の基礎を作った人であり、ブランデー造りを奨励したという話も聞いています。けれど、13という数字をその名前にしたところに何か意味があるのではないか、と思います。一般的に西洋では「13」はあまりいい意味をもつとは思われていません。不吉だとも言われますが、実は月の数でもあります。月は28日で一周し、13回で一年となりますので。

また、割り切れない数でもあります。グリム童話の「茨姫」でも13番目が忘れられていたという話がありますが、「月の時間」である夜を忘れていたということを指し示しているのかもしれません。月の時間である夜、つまりコントロール不可能なものを怖がった、ということを指しているような気がします。そのように「13」には意味があるんです。このルイ13世の持つ神秘ですね。
 
鏡 リュウジ|KAGAMI Ryuji
1968年、京都生まれ。高校時代より占い雑誌へ投稿。すぐさま話題となり、星占い記事を執筆するようになる。国際基督教大学時代には初の著書 を刊行。その後、心理学的アプローチを交えた占星術を日本で紹介し、占星術の第一人者としての地位を確たるものとした。また、大学で教鞭をとるなど、アカデミックな世界での占星術の啓蒙にも積極的。英国占星術協会/英国職業占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学客員教授。
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