2010.08.06
特集|iPad for Creatives
ランドスケーププロダクツ代表 中原慎一郎 編
iPad片手に世界中どこへでも
特集第一弾にランドスケーププロダクツ代表 中原慎一郎が登場! 家具&雑貨をあつかうショップだけでなく、カフェ運営やイベントのプロデュースなど、世界をまたにかけ幅広くクリエイティブにたずさわる中原氏。買い付けやコンセプトショップの運営など、頻繁に海外へ足を運ぶ彼が実感したiPadの魅力とは?
文=オウプナーズ
写真=西田周平
いまはどこへ行くにもこれ1台を持って出かけています
──仕事で使用されることが多いですか?
僕はもともと手書きでしか作業はしないので、これを使ってデザインをすることはないんですが、画像や文章の確認、企画書の一部を書いたり、メモやスケジュール管理にと使っています。これを購入してからはメモ帳も手帳も持たなくなって荷物が減りました。これまで海外に行くときは必ずMac Book Airを持って行ってたんですけど、先日これ1台だけで1ヵ月滞在してみたんですが、まったく問題ありませんでした。
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──デザインにかんしてはいかがでしょう?
昔のアメリカのチョークボードに似ているんですよね、あの子どもの膝に乗せられる程度の大きさの木枠がついた黒板。それに似た素朴さを感じるデザインがいいですね、僕は気に入っています。画面が大きいのもいいですよね。
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僕はiPod Touchと、携帯はブラックベリーを使っているので、それらに比べると大変ありがたいです(笑)。
ただ写真を撮ってその場でTwitterでつぶやくとかですとi Phoneやブラックベリーの方がいいんでしょうけどね。今後カメラが搭載されればもっと広がりが見えるんでしょうが、ただ被写体に向かってこれを持ち上げている姿はなんだか恥ずかしいですよね(笑)。
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──お薦めのアプリは?
「Remodelista」というインテリアにかんするウェブマガジンで、これは1番頻繁に観ています。アメリカにいる僕の知人が作っているんですが、インテリアスタイリングやプロダクツが紹介されていて、先日うちのショップの特集もしてくれたんですよ。もともとデザインコンサルタントをやっていた方々が運営しているので、スタイリストにはなかなか著名なひとが揃ってますし、勉強になります。ニュースだけでなく、空間なら空間だけ、ドアノブだったらドアノブだけを集めた特集をしていたりと、なかなかおもしろいことをやっているんです。文章ももちろんありますが、画像がメインになるので英文が読めなくても十分楽しめると思います。
これがうちの記事です。ちょうどいまアメリカで3ヵ月間だけショップをオープンしていて、それを紹介してくれました。いまでこそ人気サイトですが、最初はただのブログだったものが徐々に成長してこんな立派に(笑)。現地のスタイリストやコーディネーターがアイディアソースとしてチェックしているそうです。
──中原さん自身もリサーチのためにチェックしているといった具合でしょうか?
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もちろんそれもあります。とくにパーツなんかは日本にないものが載っていたりするので、「Remodelista」で見つけたものを実際にアメリカにいるスタッフにお願いして買ってきてもらうこともしばしば。
この「COOLHUNTING」というものもおもしろいですよ。これもデザイン系のアイテムやショップ、それから食にかんするトピックなど、ジャンルレスにおもしろいものを紹介しているウェブマガジンなんですが、更新頻度も高く、扱うニュースの質がいい。
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Remodelista
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COOL HUNTING
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Pinball HD
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自称「インテリアデザイン狂」のグウィネス・パルトロウや世界中のスタイリスト、建築家から絶大な支持を得るデコレーションのアイデアがつまったアプリ。
カテゴリ|ライフスタイル
料金|無料
0.6 MB
言語|英語 ※日本語非対応
© 2010 Remodelista LLC
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デザイン、カルチャー、テクノロジー、ファッションからフードまで、最新トピックを紹介する「Cool Hunting」は、世界中のクリエイターのインスピレーションの源。
カテゴリ|ライフスタイル
料金|無料
2.1 MB
言語|英語 ※日本語非対応
© 2010 Captain Lucas, Inc.
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iPhone/iPod Touchで大人気を博したピンボールゲーム3作を集めたiPad版。迫力のグラフィックは「Apple Design Awards 2010」を受賞するほど。
カテゴリ|ゲーム
価格|350円
58.6 MB
言語|英語 ※日本語非対応
© Gameprom Company, 2010
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──不便な点、便利な点、どちらもあるかと思いますが、総合的にみてiPadのある生活はいかがですか?
極力荷物は持ちたくない僕としては非情に便利です。充電もわりともちますから、いまはどこへ行くにもこれ1台を持って出かけています。温泉が好きなので、アプリを使っていく先々で温泉探しも楽しんでます。
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あと、我が家には7歳と2歳になる子どもがいるので、いくつかゲームもダウンロードしました。クルマに乗ってるときなんかに騒ぎだしたら、これをあたえておけば大人しくなるので。単純なピンボールゲームなんですが、これがなかなかおもしろくて……僕もやりはじめると黙ってしまいます(笑)。
下の子はまだゲームはできないので、これでアンパンマンのYou Tubeを見ています(笑)。
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──デザインの世界ではiPadの出現によってなにかあらたな動きが起こりそうですか?
いまのところ実感はありませんね。プレゼンテーションがスムーズになるってことはあるでしょうけど。パソコンでは画像や映像、とくに映像をあつかう場合においては読み込むのに時間がかかったり、データが重いとすぐにフリーズしてしまうなどといったストレスがありましたが、iPadではその点が解消されていますから、これまでは写真が主流でしたが、動画で見せる機会も多くなってくるでしょうし、今後飛躍的に表現の可能性が広がっていくのではないでしょうか。
──ありがとうございました。
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中原慎一郎|NAKAHARA Shinichiro
1971年生まれ。ランドスケーププロダクツ代表。千駄ヶ谷にてオリジナル家具、雑貨を販売するショップ「Playmounatain」、庭をテーマにした喫茶店「Tas Yard」等を展開する。そのほか店舗、住宅のデザイン設計施工、こどもビームス(東京・代官山)のディレクター、
イベントのプロデューサーをつとめる。
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