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祝! freepaper『dictionary』創刊20周年
ベトナム戦争の厭世的、虚無的な時代の空気の中から、『ローリング・ストーン・ジャパン』に3年間関わり、次第にサブカルチャー、ストリートカルチャーの牽引者となっていく桑原茂一さん。 フリーペーパー『dictionary』創刊20周年を祝う、スペシャルインタビュー後編です。 Photo by UZAWA Kay
20周年号には、いろんな思いが詰まっている
──ここまでお話を聞いて、茂一さんと音楽の原点のようなものがわかったような気がします 桑原茂一 音楽を好きでよかったなと思うのは、アルバムを聴いて、1曲でも「おぉ!」っていうのがあると元気になれるし、オレもやるぞ!って気持ちになれる。最近も、若者が集まって、とんでもないものをつくり始めている動きがあるんですよ。 ──オススメ、教えてください それはAKICHI RECORDSっていう音楽レーベルなんだけど、いい音楽を聴くと電流が走る。前へ進んでいく楽しさっていうのかな、その電流が走る感じは言葉にならない。 ──大人になっても変わらないんですね 今回の『dictionary』20周年号は、ゲン垂水さんのご自宅にお邪魔して、吉田克幸さんの息子の吉田玲雄クンがカメラマンで、内田也哉子ちゃんがモデルになったり、もうなんかね、ウルウルしちゃいますよ。みんなあっという間に成長して大人になって。玲雄クンはオヤジも撮っているしね。20年経ってるからこそできるページの連続ですよ。
──茂一さんにとって『dictionary』とは? 自分一人の人生のことだけを考えていたなら、違ったことをやっていたかもしれない。立花ハジメが「デザイナーは時代の突端をみることができる」と言ったけど、僕はそれが普通のことだと思っていた。街を歩いていて、ふっとガラスに映る自分を顔を見ると、自分は自分の今の年齢で歩いていないことにハッとする。「あ、オレ、あの頃と変わってないや」って思うことがあるんですよ。もちろん、他の人から見たらオヤジが歩いているんだけど(笑)、すごく客観的にフッと思うことがある。自分の中は変わっていないんだね、一生懸命レコードを探して街を歩き回っていた頃の気持ちと。 ──すごくわかります
<表紙クレジット>
アートディレクション:大橋修(thumb M) モデル:田辺あゆみ 写真:鈴木親 ウエディングドレス制作:岡野隆司(FOR) コサージュ制作:岡野奈尾美(la fleur) ヘアメイク:成田祥子(SHIMA) clubking『dictionary』20周年の全部が見られるライブラリー 「DICTIONRY LIBRARY」 DICTIONRY LIBRARY│http://dictionary.clubking.com/index.html
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