2007.10.30
2007.10.30
松浦俊夫 × SIMBAD ( from U.K ) 対談 VOL.3
松浦俊夫が、毎週月曜日19時からお送りしているSHIBUYA-FM 78.4MHzでの人気ラジオ・プログラム『7/11(セブン イレブン)』にて行われたU.Kからのゲスト DJ・音楽プロデューサー/アーティスト SIMBADとの対談の模様をお伝えする、最終回。
構成=金子英史(本誌)
Photo by Jamandfix
SIMBADにとって音楽とは――
松浦 悲観的ではないのですが、音楽シーン、とくにダンス・ミュージックのシーンは、ここ何年か非常に厳しい状況がつづいています。
あなたの世代はとても大事な役割のアーティストじゃないかなと思っていまして――。
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日本でいうと、たとえばジャズトロニクだったり、ソイル・アンド・ピンプセッションズだったり、彼らとはまったくタイプは違いますが、そういったあなたの世代のアーティストがこれからのシーンを作っていくのにとても重要な存在だと思うのです。
いまの状況に対して、やり抜いていこうという意識は強いのでしょうか?
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SIMBAD 僕はまだ30歳なのですが、そういった意味でとても責任を感じながら音楽を作っています。
これから出てくるさらに若い世代のひとたちは、そういう厳しい状況であることを感じて、音楽を作ったり、アーティスト活動を続けていかなければならないと思っています。
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僕の音楽は、いまのところ幸いなことに、いろんなヒトに聴いてもらえるような立場にあるので、自分の"声"を世界に発信していくことを、これからも続けていきたいと思っています。
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とくに、いまのダンス・ミュージック シーンは、すごく混沌としている感じで。iPodだったりとか、MP3データというも
のによって、
音楽の美しさが簡単にLOSS(消費)されちゃっているような感じがしています。
そういった部分を、自分が活動を続けていくことで、また取り戻せたらいいなと思っていますね。
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松浦 素晴らしいです!
ぜひそのスタンスを保ってアーティスト活動を続けてほしいです。
さて、『Gilles Peterson Japan Tour 2007 at Yellow』のときにもDJをしてもらったのですが、ぼく個人的にはDJであり
プロデューサーという立場が、お互いに影響を与え合っていると思うのですが、あなたにとってDJということと、プロデューサー、アーティストであることでのスタンス的、マインド的に何か違いがあるのでしょうか?
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SIMBAD DJのときは、その場の瞬間やエナジーだったり、すごくスピリットな部分を感じてやっているんです。
だから、フロアーにいるお客さんとのコミュニケーションがすごく必要なんですよね。
その場の瞬間やエナジーだったり、すごくスピリットな部分を感じるというのは、旅にもたとえられると思うのですが、そういった意味でDJ活動から受ける影響もとても重要だし、いつもそういうことを考えたり、感じながらDJをやっていますね。
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プロデューサーという立場に関しては、すごくインプロビゼーション的なスタイルなんですよ。
もちろんスタジオの中でミュージシャンといっしょに曲を作っているときは、またぜんぜん違うヴァイブがそこには生まれるんですけれどね。
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だけど、幸いなことにDJをやっていることで、その曲をリリースする前にフロアーで流すことができて、しかもお客さんの反応がその場で見られる。
それを見てから、また曲を作り直すことができるし、より完璧なもの
に仕上げていくという作業ができるんですよ。
そういった意味では、DJというのはとてもいい立場なんです。
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松浦 あなたのDJを聴いたときに、僕も頑張んないといけないなと実感しました(笑)。
最後に一言で、あなたにとって音楽とはなんでしょうか?
SIMBAD 一言で!?難しいですね。
SOUL POWERです。
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