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PORSCHE 911 TURBO S|ポルシェ911 ターボS 911シリーズのあらたなるフラッグシップモデル ポルシェは、911シリーズのフラッグシップモデルたるターボに、パワーアップを図ったトップグレード「ターボS」を追加した。 文=ジラフ
ノーマルのターボ比でプラス30psの530psを実現この新型ターボSには、ノーマルのターボと同様に新開発の3.8リッターの水平対向6気筒ツインターボが搭載される。ただし、バルブコントロールシステムに変更がくわえられたほか、可変タービンジオメトリーなどの各所に専用チューニングがほどこされたいるのが特長。その結果、最高出力はノーマルのターボ比でプラス30psの530ps/6,250rpmを実現。最大トルクも2,100-4,250rpmの幅広い回転域で700Nmを発生する。トランスミッションは、7速PDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング)。駆動方式は、ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)が導入されたフルタイム4WDとなり、ここにダイナミックエンジンマウントシステム、LSD付きポルシェ・トルク・ベクトリング(PTV)が標準装備されるという。 ![]() ![]() 価格はノーマル比で約350万円高注目の動力性能は、0-100km/h加速3.3秒、最高速は315km/hという圧倒的な数値を記録。これはライバルと目される、日産「GT‐R」の3.5秒、310km/hを上回り、まさに世界最高レベルの走りを実現しているといっても過言ではない。このたびジュネーブモーターショーで正式発表されたばかりの「ターボS」。「スポーツクロノパッケージ・ターボ」をはじめ、911ターボのオプションアイテムのほぼすべてを装備した同モデルの日本での価格はクーペが2365万円、カブリオレが2646万円。ノーマルの911ターボにくらべて約350万円高となっている。 ポルシェジャパン http://www.porsche.com/japan/jp/ BRAND HISTORY ドイツを代表するスポーツカーブランドとして世界中の腕利きから圧倒的な支持を得ているのがPORSCHE(ポルシェ)である。はじまりは1931年。20代の頃から自動車エンジニアとして頭角をあらわした奇才・フェルディナンド・ポルシェは、ダイムラー社の技術部長を経験したあと、ドイツのシュトゥットガルトに「ポルシェ設計事務所」を設立して独立。以後、自動車メーカーからさまざまなクルマの開発を託されることになる。なかでも有名なのが、ドイツの「国民車」としてモータリゼーションに大きく貢献した「フォルクスワーゲン・ビートル」だ。 自動車メーカーとして、自らの名を初めて冠したのは、1948年に登場した「356」であった。それからポルシェは「911」「924」「928」といったスポーツカーを世に送り出すとともに、モータースポーツに力を注ぐ。たとえば、世界でもっとも苛酷なレースといわれるルマン24時間で16回の優勝を手に入れたほか、F1でもエンジンサプライヤーとして3度のシリーズ優勝に貢献するなど、輝かしい戦績を収めたのだった。その技術力と走りへのこだわりがいまなお彼らの製品に息づいているのはいうまでもない。 現在は、デビューから45年が経ったいまでもスポーツカーのトップランナーとして高い評価を得る「911」をはじめ、オープンスポーツの「ボクスター」、ボクスターのクーペ版の「ケイマン」、そして、プレミアムスポーツSUVの「カイエン」と、ラインナップすべてが高い人気を誇る。
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