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Mercedes-Benz ESF2009|メルセデス・ベンツ ESF2009 2009年現在における究極の安全技術 文=ジラフ
およそすべての最新安全装置を装備「ESF」とは安全実験車(Experimental Safety Vehicle)を意味する言葉であり、メルセデスではこの略であるESVをESFと呼称している。従って『ESF2009』というモデル名は、メルセデスベンツが2009年時点で考えることができる、最新安全技術のすべてを搭載したコンセプトカーのことを指しているのだ。今回発表された「ESF2009」には、瞬時に膨らむ最新のサイドインパクトビーム「プレセーフストラクチャー」や、フロントバンパーのセンサーが衝突を避けられないと判断した場合に、緊急ブレーキと同時にフロントアクスルとアンダーボディパネルの間のエアバッグが開き衝撃をやわらげる「ブレーキングバッグ」、道路上のセンサーから緊急情報を受信する「インタラクティブビークルコミュニケーション」、側面衝突時にエアバッグの効果を最大限に発揮するための「プレセーフパルス」、夜間走行時に歩行者の存在をいち早く確認できる「スポットライトライティングファンクション」などが採用されている。 メルセデスが安全性の研究をはじめたのが1937年のこと。 その後も、1953年の世界初衝撃吸収構造ボディを採用した「180」のリリースをはじめ、1959年の衝突実験のスタート、1968年の3点式シートベルトの開発、1970年のABS、1980年のSRSエアバッグの実用化と、長年にわたって自動車業界の安全技術をけん引しつづけてきた同社の「最新安全技術」は、この後、順次市販モデルに採用されていく予定だという。 メルセデス・コール 0120-190-610BRAND HISTORY 自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりがべつべつにガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。 製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。 こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役としてつねに時代の先頭を走りつづけているのだ。
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