2010.07.28
MAYBACH 2010|マイバッハ 2010年モデル
究極のオープンカー、ついに受注開始(1)
ドイツが生んだ最高級セダン、マイバッハ。仕様・装備を一新した新型がさきごろ発表され、2010年7月22日より受注開始となった。納車は2011年春の予定という。
文=小川フミオ
マイバッハの新型は燃費も向上
マイバッハ57、同57S、同62、同62Sというラインナップにくわえ、今回は後部座席のルーフをソフトトップとしたオープンリムジン「マイバッハ・ランドレー」が追加されたのもニュースだ。日本でのお披露目はメルセデス・ベンツ日本の手により、「東京コンクール・デレガンス2010年」の舞台である台場でおこなわれた。
1920年代から30年代にかけて、ドイツでスーパーラグジュアリーカーの市場をメルセデスなどとともに争ったマイバッハ。そのかつての好敵手であるメルセデス・ベンツの手によって1990年代によみがえったのが現在のマイバッハとなる。今回のマイナーチェンジで、57Sと62Sは最高出力が従来より18psアップして630psとなった一方、燃費とCO2排出量の低減を実現したのが特長だ。従来は100km走行するのに16.4リッターの燃料を消費したが、新型は15.8リッターと燃費が向上している。
出力の向上だけでなくデザインも一新
新型マイバッハのラインナップを整理すると下記のようになる。
3,390mmのホイールベースに全長5,734mmのボディを載せたのが「57」と「57S」。これに対して、3,827mmものさらなるロングホイールベースに車名の由来でもある6,171mmの車体を有するのが「62」と「62S」だ。エンジンはスタンダード版が5.5リッターV8で550psの最高出力をもつのに対して、「S」は57と62ともに6リッターV8で、やはりツインターボチャージャーを備えながら今回から630psの最高出力を発生する。
新型では「S」の出力が上がったばかりでない。エスクテリアのデザインでは、フロントまわりを中心に手が入れられた。フロントグリルが従来より立ち上がったデザインとなり、同時に立体的で大型化している。57と62では縦方向に20本のリブをもつデザインとなる一方、57Sと62Sでは12本の太いダブルリブが採用されている。ドアミラーの形状も見直され、空力特性も最適化されたという。
-
Page1 MAYBACH 2010|マイバッハの新型は燃費も向上
-
Page2 MAYBACH 2010|足まわり、そして室内も最上級