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ビー・エム・ダブリュー|BMW
2012.07.19

BMW X5 xDrive 35d BluePerformance|
ビー・エム・ダブリュー X5 Xドライブ35d ブルーパフォーマンス

最新のクリーンディーゼルエンジン搭載SUV

BMW X5 xDrive35d BluePerformanceに試乗

近年、欧州の自動車市場において、クリーンかつパワフルなイメージが際立つディーゼルエンジン。いっぽう、黒煙をもうもうと吐き出す悪役の印象が、いまだ一般的に根強い日本。そんななかにおいて、ついにBMWがSUVラインナップの中核モデル「X5」にディーゼルモデルを導入した。モータージャーナリスト渡辺敏史が、現代の“クリーンディーゼル”とはどういうものか、この「X5 xDrive35d BluePerformance」のインプレッションをまじえてリポート。

 
Text by WATANABE Toshifumi
Photographs by KOGAHARA Mitomu
 

そもそも、クリーンディーゼルとは

欧州の自動車メーカーが環境性能の向上策として、内燃機そのものの「ダウンサイジング」策を軒並みとっているのはご存知のとおり。その源流にあったのは、90年代に遡るディーゼルエンジンの環境技術向上だ。

燃料である軽油を高圧で細霧化し、その噴射を高度に制御する「コモンレールテクノロジー」は、日本がはじめて実用化したもの。それとターボを組み合わせることで燃焼の適性化と高出力化とをはたし、普及帯へともちこんだのが現在欧州で広く受け入れられているディーゼルエンジンのアウトラインだ。そして小排気量の直噴エンジン+ターボで大きな体躯をひっぱるダウンサイジング・ガソリンエンジンの開発も、ここで培われた技術が下敷きとなっている。


 
たいして、日本では東京都条例を引き金としたディーゼルの厳しい排出ガス規制がはいり、それと相前後してハイブリッドカーが登場と、欧州とは結果的にちがった道を歩むことになったわけだ。言ってしまえば、ともに端緒はローカルな事情が大いに関係しており、ビジネスの大枠において優劣の議論はすでに不毛な状況に達したのかもしれない。それは先に発表されたトヨタとBMWの技術提携がしめしたともいえるだろう。

そんななか、BMWはいまだ“ディーゼル=悪”という先入観が抜けきらない日本市場において、ディーゼルエンジンモデルの導入を積極的に進めようとしている。輸入車として導入の先陣を切っていたメルセデス・ベンツにつづかんと、今年になってSUVの「X5」にディーゼルモデルを投入。さらに年内には、彼らにとっての大黒柱である「3シリーズ」にもディーゼルモデルが追加されるのではという噂もあるほどだ。


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Gallery|BMW X5のディーゼルに試乗|BMW
 
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