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![]() BMW 5 Series GT Concept|ビー・エム・ダブリュー GT コンセプト まったく新しいセダンの登場
BMWは『5シリーズグランツーリスモコンセプト』を初公開した。
文=ジラフ ボディサイズは7シリーズに匹敵
この新型車は、BMW PAS(プログレッシブ・アクティブ・セダン)の名前で開発されたモデルで、スポーティかつエレガントなエクステリアが最大の魅力だ。
このデザインはオーナーとなるひとの、アクティブなライフスタイルを表現するもので、既存のカテゴリーにおさまることのない、まったく新しいジャンルのクルマとして登場した。 大きな特徴は、その快適な室内空間。車名からわかるように、シャシーは次期5シリーズのものが一足早く流用されるが、ボディは全長4998mm、ホイルベースで3070mm と7シリーズに匹敵するサイズを誇る。 これにより広大な室内空間を得ることに成功。独立4座のシートと相まって同乗者に快適で大きな空間を提供することが可能という。1559mmという高い車高もあり、乗員はまったく圧迫感を感じることがないとのこと。
ラゲッジスペースも570〜1650リッターと、十分なスペースを実現。大人4名の旅行カバンはもちろん、アウトドアグッズをたっぷり積載することも可能。また新しいアイデアとして、2段階で開閉できるハッチゲートの採用があげられる。これならば小さい荷物を積むさいに大きなゲートをフルに開ける必要もないので、ちょっとした買い物などには重宝する新機構といえるだろう。
エンジンはガソリン、ディーゼルともに3.0リッターの直6ツインターボを搭載予定。市販車には4.4リッターのV8ツインターボも搭載されるというウワサも。 このモデルの正式発表は、3月のジュネーブモーターショー。11月には、ほぼこのデザインのまま市販される予定だという。 BRAND HISTORY “キドニーグリル”と丸目四灯ヘッドライトにより、ひと目でそれとわかるフロンマスクが特徴のBMW。日本の輸入車市場においても常に高い人気を誇っているが、その名前が何を意味するのか、即座に答えられるひとは意外に少ないのではないだろうか。 Bayerische Motoren Werke(バイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ)。直訳すれば「バイエルン地方のエンジン工場」という意味だ。前身だったラップ社は、カール・フリードリッヒ・ラップが1913年にドイツのバイエルンに設立した航空機用エンジンのメーカーで、おなじバイエルンの機体メーカーのオットー社と組んで、ビジネスを成功に導く。1916年にはバイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ有限会社と改称。2年後には株式会社に組織変更するとともに、バイエルンの青い空と白い雲をイメージしたプロペラのロゴマークを登録している。 その後も革新的な技術により存在感を高めたBMWだったが、第一次世界大戦の敗戦により、航空機エンジンの製造中止を余儀なくされた。そこでBWMは、もてる技術をモーターサイクルに注ぎ、1923年にはシャフトドライブの「BMW R32」を発表して注目を浴びることに。しかし、それだけでは飽きたらず、オースチンセブンをライセンス生産するディクシー社を買収。これにより自動車ビジネスの足がかりをつかみ、1929年には「BMW3/15 PS」を発売、自動車メーカーとしての歴史をスタートさせている。 ちなみに、BMWと深い関係にあったオットー社は、ガソリンエンジンの理論を確立したニコラウス・アウグスト・オットーの実の息子であるグスタフ・オットーが創立した会社。BMWが内燃機関にこだわるのは、このあたりに理由がありそうだ。
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