若き調香師が描いた“スズランとバラ”の新フレグランス|LES PARFUMS DE ROSINE PARIS
BEAUTY / NEWS
2015年4月27日

若き調香師が描いた“スズランとバラ”の新フレグランス|LES PARFUMS DE ROSINE PARIS

LES PARFUMS DE ROSINE PARIS|パルファン・ロジーヌ パリ

ローズとジャスミンの絶妙なバランスでナチュラルなスズランの花を表現

若き調香師が描いた“スズランとバラ”の新フレグランス

「私のローズガーデンで可憐でほかの花々に隠れてひっそり咲いているスズランの香りそっくりのイメージに仕上げたのは、15歳からグラースで調香の勉強を始めた若き調香師、ニコラ・ボンヴィル(Nicolas Bonneville)。若さあふれるフレッシュで高貴な香りに仕上がっています」と語るのは、パルファン・ロジーヌ パリのオーナーでクリエイターのマリー・エレーヌ ロジョンさん。「スズランの花言葉は『幸せの再来(Retour de bonheur)』。贈られたひとは幸せになれると言われています」とつづける。スズランをイメージした香水“ミュゲ・ド・ロジーヌ”オードパルファンが4月24日(金)に発売された。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

仏・ピカルディーのローズガーデンで見つけたスズランの花

「フランスでは、5月1日に一年の幸福を願って、親しいひとや愛するひと、家族にスズランの花束を贈るというすてきな習慣があります」とマリーさん。「私のローズガーデンで、壁際やバラの木やシャクナゲにそっと混じって咲いているスズランの花を見つけました。その小さな白い花々は、そのフランスの習慣を私に想い起させ、5月という季節にぴったりな、スズランとバラのフレッシュでエレガントなフレグランスを創りたくなったのです」と、“ミュゲ・ド・ロジーヌ”オードパルファンが生まれた理由を語る。

ジャスミンとバラの絶妙なバランスでスズランを表現

香りの構成に使われるローズの役割をつねに探求しているパルファン・ロジーヌだが、「スズランのフレグランスを創るには、ローズの香料はなくてはならない香りの一つです。“ミュゲ・ド・ロジーヌ“も、パルファン・ロジーヌのバラの香りに支えられたフレグランスのとして発表します」という。

さらに、「じつはスズランの花からは香料のエッセンスが採れないのですが、フレグランスの特徴を熟知している調香師のニコラは、ジャスミンとバラの絶妙なバランスでナチュラルなスズランの花をうまく表現しています」とマリーさん。

ニコラはもっとも上質でノーブルな香りのトルコのローズとエジプトのジャスミンを選び、シャキッとジューシーな洋ナシの香りが、はじけるような楽しさや快活さをプラス。ベースノートにはホワイトムスクを用いて、非常にナチュラルで、洗練されたフレグランスが完成した。

パルファン・ロジーヌ パリ
“ミュゲ・ド・ロジーヌ”オードパルファン スプレイ

数量限定商品
価格|1万4580円 [50mL]

フォルテ
Tel. 0422-22-7331
http://www.forte-tyo.co.jp/

ニコラ・ボンヴィル|Nicolas Bonneville
15歳で調香師の勉強のためにグラースへ。ジャック・モレル、フランシス・クルジャン、フランシス・キャロンなどに師事し、香水における芸術性と原材料に対する情熱を伝授される。厳格であり創造性に富んだクリエーションが彼の特徴。「すばらしい香水を創る際に一番重要なことは、ナチュラルな香料と向き合うこと」と彼は語る。ル・マン生まれの25歳。

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