ハワイのアーティスト、シグ・ゼーンの生地を使ったコレクション｜UNITED ARROWS

UNITED ARROWS｜ユナイテッドアローズ

ハワイのアーティスト、シグ・ゼーンの生地を使ったコレクション

ユナイテッドアローズは、アートを通じてハワイの伝統や文化を発信するアーティスト Sig Zane（シグ・ゼーン）氏の手がけたファブリックを用いてオリジナルコレクションを製作。5月中旬より発売を開始する。

Text by KUROMIYA Yuzu

ハワイの象徴のひとつ、美しい緑を称えるパンノキ柄を採用

シグ・ゼーンは、ハワイ島ヒロ在住のアーティスト。自然から得られる、美、インスピレーション、命をテーマにハンドクラフトで書き下ろした作品を発表しており、アートを通じてハワイの伝統や文化を伝えている。ハワイアン航空の機体のデザインや、アラモアナセンターにあるルイ・ヴィトンのエレベーターホールをデザインするなど多方面で活躍。また彼の考えに共感した仲間が集まり、ファッションブランド「FOREST CLOUD」をスタート。ハワイ島ヒロのダウンタウンにあるアロハシャツの名店「シグゼーン」のオーナー兼デザイナーでもある。

今回のユナイテッドアローズのコレクションは、ハワイの文化と日本の伝統技術を融合させることにより誕生。ハワイアンキルトのモチーフとしても親しまれている “パンノキ” から着想を得た作品をプリントしたアイテムを取り揃える。「ウルウェヒケアウカハ」と名付けられたこの柄は、パンノキのリーフのモチーフをエッチング加工で描いたもの。

発売されるアイテムは、3つボタンジャケットとトラウザーズのセットアップ、そしておなじ柄を使ったベースボールシャツを用意。インナーにベーシックな長袖シャツではなく、あえてベースボールシャツを提案しているのがポイントだ。そのほか、日本を代表する帽子ブランド「キジマタカユキ」とコラボレーションしたバケットハット、創業当時よりメイド・イン・ハワイを貫く数少ないブランド「アイランドスリッパ」とタッグを組んだサンダルもラインナップする。