MOYNAT|藤原ヒロシとモワナのデザイナーが語る日仏を橋渡すバッグコレクション

MOYNAT|藤原ヒロシとモワナのデザイナーが語る日仏を橋渡すバッグコレクション

FASHION NEWS

MOYNAT|モワナ

藤原ヒロシとモワナのデザイナー、ラメッシュ・ナイールに聞く

日仏を橋渡す「モワナ ガーデナーバッグ コレクション」

3月25日、1849年に創業したパリの老舗トランクメーカー「MOYNAT(モワナ)」は、クリエイターの藤原ヒロシ氏が主宰する「fragment design(フラグメントデザイン)」とコラボレーションした「モワナ ガーデナーバッグ コレクション」を伊勢丹新宿店のポップアップストア「LE MOYNAT TRUNK SHOW(ル・モワナ トランクショー)」で発売。今回、モワナのデザイナー、ラメッシュ・ナイール氏と藤原ヒロシ氏へ、この取り組みについて、話を聞くことができた。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

世界最古のトランクメーカーと日本を代表するクリエイターの共演

藤原ヒロシ氏とパリのトランクメーカー「モワナ」がコラボレーションしたバッグを発表。自身が主催する「フラグメントデザイン」をはじめ、藤原氏が手がけるアイテムは、発売当日に売り切れることがしばしば。そして今回も、取扱いがおこなわれた伊勢丹新宿店では発売日の3月25日、平日にもかかわらず整理券が配布されるほどの賑わいで瞬く間に完売した。話題性が先行しがちだが、その制作の経緯と意図が気になるところだ。モワナのデザイナーを務めるラメッシュ・ナイール氏と藤原ヒロシ氏が、本プロジェクトについて語ってくれた。

――コラボレーションのきっかけは?

ラメッシュ・ナイール(以下、ラメッシュ) モワナのCEOであるギョーム・ダヴァンが藤原さんの友人で、2年前にパリにいらしたときに、プロダクトやデザインについて会話をしたのがきっかけで、今回のコラボレーションがスタートしました。藤原さんをパリのアトリエに招いたとき、日本のマーケットにどんな商品が受け入れられるのかディスカッションがはじまりました。そこで、彼がスペシャルモデルを手がけようと提案してくれたのです。私たちはもともと、彼のデザインの感覚を素晴らしいと思っていたので、もちろん大歓迎でした。

――お互いのクリエイションにたいする印象は?

藤原ヒロシ(以下、藤原) モワナからは、老舗トランクメーカーのたしかな信頼感と、あたらしいことにチャレンジするポジティブな姿勢を感じます。このふたつは、クリエイションにおける重要な要素です。

ラメッシュ 藤原さんは、日本だけでなく世界でも年代を問わず強い影響力で、強い支持を得ている方です。ディレクターとしてのセンスや、ブランドとのコラボレーションにたいする審美眼や判断力、そして哲学は類まれなものです。

――コレクションのテーマは?

藤原 今回は、春のアウトドアや、夏のレジャーをコンセプトに考えられたスペシャルプロジェクトです。まず、自分で使いたいバッグを、というところからはじまりましたね。

ラメッシュ 藤原さんの考え方とぴったり合ったのは、新作のカジュアルラインからリリースされるガーデナーバッグ「Cabas Jardinier」。春のフレッシュネスを反映させたバッグで、日本の方々にも気に入っていただけるかと思います。

moynat_fragment

藤原 このプロジェクトは、日仏を横断する企画。フランスでもモワナに普段行かない人、日本ではまだモワナを知らないような人にも届くといいですね。

ラメッシュ 今回の商品はあたらしいアプローチのキャンバスラインになり、イニシャルを入れた表面に初のスクリーンプリンティングの技術を用いました。伊勢丹新宿店のトランクショーで皆さんにもご注目いただき、発売日に完売するという予想以上の反響を得られたこともあり、強い手ごたえを感じています。
 

これまで数回にわたり伊勢丹新宿店でのトランクショーで、サプライズとともにあたらしいクリエイションを見せてきたモワナ。過去におこなわれたピエール・エルメファレル・ウイリアムスとの共演などからも、ブランドの柔軟な姿勢がうかがえる。その意欲的な取り組みから、今後も目が離せない。

LE MOYNAT TRUNK SHOW
日程|4月7日(火)まで
時間|10:30~20:00
会場|伊勢丹新宿店本館 4階
ウエストパーク/ラグジュアリーステージ
東京都新宿区新宿3-14-1
Tel. 03-3352-1111(大代表)