MUSIC|協和発酵キリン『10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE』 Vol. 10 「私たちの志」by 蓮沼執太+コトリンゴ

MUSIC|協和発酵キリン『10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE』 Vol. 10 「私たちの志」by 蓮沼執太+コトリンゴ

有機的な営みを、美しい音にのせて

MUSIC|研究開発型ライフサイエンス企業「協和発酵キリン」によるプロジェクト
音楽家たちが10のテーマを聴覚化する『10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE』

Vol. 10「私たちの志」by 蓮沼執太+コトリンゴ

10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE』は、研究開発型ライフサイエンス企業「協和発酵キリン」の特徴を、音楽をもちいて表現することで、その事業をより身近に感じられるウェブコンテンツ。最終回となる第10回のテーマは「私たちの志」。プロジェクトを締めくくる音楽家は、蓮沼執太とコトリンゴだ。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

プロジェクトを締めくくるテーマは、協和発酵キリンの決意表明

協和発酵キリンには、2008年10月の設立時に社員と経営陣が議論をおこない編集された『私たちの志』という文書が存在する。そこには、病気と闘うすべての人に笑顔を届けるためにいのちにまっすぐ真摯に向き合うこと、そして医療関係者と、いのちとともに歩みつづけるという製薬会社で働く者としての思いが込められている。以下、その一部を抜粋して紹介する。

仕事は、人をしあわせにできる。いつも私たちはそのことを忘れないでいよう。
私たちは、さまざまな場所で生まれ、さまざまな時間を経て、さながら奇蹟のように、
この仕事、この会社、この仲間に出会った。そのことを心からよろこぼう。
そして、いまここにいる自分に感謝し、その使命に心血をそそぎ、かけがえのない
いのちのために働くことを、誇りとしよう。

使命感、誇り、誰かのために生きるということの尊さを常に胸に留め、協和発酵キリンのスタッフは日々研究に打ち込む。その志を鼓舞しているのは、社員一同の思いを明文化した言葉の力なのだ。

最終回の第10回を迎える「10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE」のテーマはこの「私たちの志」。楽曲の制作をおこなったのは、音楽家の蓮沼執太とコトリンゴだ。このプロジェクトのためだけに、特別にユニットを組んだふたりは、今回のテーマをより多くの人に共有するために、じっくりと解釈しながら楽曲の制作を進めたという。誠実、信念、挑戦というキーワードを読み解き紡いだ歌詞とメロディ。完成に至るまでのプロセスとアプローチを明かしてくれた。

楽曲のタイトルは「My Philosophy」。「私たちの志」という言葉を音楽家の飽くなき挑戦に重ねて、文通形式という実験的な試みで制作された。蓮沼執太とコトリンゴの音楽にたいする好奇心が相乗効果を生み、飛躍する可能性。強い意思を感じせる言葉選び、美しく交錯しながら展開していくサウンドで、プロジェクトを締めくくるにふさわしい作品となった。10 SOUNDS OF LIFE SCIENCEのウェブページでは現在、SoundCloud上でこの楽曲のストリーミング再生ができるほか、1カ月間限定でダウンロードができるようになっている。

Vol. 10「私たちの志」by 蓮沼執太+コトリンゴ
http://www.kyowa-kirin.co.jp/10_sounds/artist/shuta_hasunuma_and_kotoringo/

 

<About 10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE>
『10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE』は、生命をみつめ、生命に向き合いつづける研究開発型ライフサイエンス企業「協和発酵キリン」が、10の視点から10のアーティストとともに10の音楽に紡ぐプロジェクト。その有機的な営みを、美しい音にのせてお届けする。「世界一、いのちにやさしい会社になる」という情熱と志を胸に、抗体技術を核にした最先端のバイオテクノロジー技術を駆使して画期的な新薬を創出、グローバルな展開を通して世界の人びとの健康と豊かさに貢献している。本企画は、アートディレクター/アーティストの川上シュンが代表を務める「artless Inc.」によるプロデュースのもと、展開される。

10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE
http://www.kyowa-kirin.co.jp/10_sounds/

蓮沼執太|HASUNUMA Shuta
1983年東京都生まれ。音楽作品のリリース、蓮沼執太フィル/チームを組織して国内外でのコンサート公演、コミッションワーク、映画、広告、舞台芸術、プロデュース、他ジャンルとのコラボレーションなどを多数の作品を手がける。アルバムに蓮沼執太フィル『時が奏でる|Time plays – and so dowe.』、4枚組CD『CC OO|シーシーウー』など。おもな個展に『have a go at flying from music part 3』(2011年 ブルームバーグ・パヴィリオン|東京都現代美術館)、『無焦点|unfocused』(2014年 NADiff Gallery)。著書に『音楽からとんでみる』。http://www.shutahasunuma.com

コトリンゴ|Kotoringo
5歳からピアノ、7歳から作曲をはじめる。神戸・甲陽音楽院を卒業後、ボストン・ バークリー音楽院に留学し、ジャズ作曲科、パフォーマンス科を専攻。学位を取得後にはニューヨークを拠点に演奏活動を開始。2006年に坂本龍一に見出され、シングル『こんにちは またあした』で日本デビューを飾る。ソロ作品のほか、「新しい靴を買わなくちゃ」「くまのがっこう」など映画のサウンド・トラックや多数のCM音楽を手がける。近年はキリンジに加入し、バンド活動もおこなう。卓越したピアノ演奏とやわらかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描きだす女性シンガー・ソングライター。http://kotringo.net/index.html

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