ランボルギーニによる雪氷上のドライビングトレーニング (後編)|Lamborghini

ランボルギーニによる雪氷上のドライビングトレーニング (後編)|Lamborghini

CAR IMPRESSION

Lamborghini Winter Accademia|ランボルギーニ ウィンター アカデミア

ランボルギーニで雪氷走行テクニックをまなぶ

ランボルギーニが開催する雪氷上でのドライビングトレーニング「ウィンター アカデミア」。「アヴェンタドール」、「ウラカン」が“教習車”の豪気なスクールに参加した大谷達也氏がレポートする。後編では、さらにテクニックを磨く奥義の伝授が待っていた。

前編「ランボルギーニによる雪氷上のドライビングトレーニング」はこちら

Text by OTANI Tatsuya

ウィンタードライビングの醍醐味

今回走行したコースは、タイトコーナーを主体とした長めのサーキットがひとつと、これに組み合わされる形で設けられたスキッドパッドが2ヵ所。さらに、パイロンを使ってジムカーナ的な走りを体験できるスペースが2ヵ所用意されていた。

基本的には、受講生が助手席に座ってインストラクターのデモ走行を体験した後、インストラクターと受講生が入れ替わり、受講生のドライビングに対して助手席に腰掛けたインストラクターがアドバイスをおこなうという形でアカデミアは進行していった。

最初におこなったのはサーキットの慣熟走行。私を担当してくれることになった“ケイ”インストラクターに続いてステアリングを握ってみたが、いくら4年前に内モンゴル(このときの“教習車”はガヤルドのみ)で体験したとはいえ、車種も路面状況もことなるので最初からあまり大胆なことはできない。しかも、「アンダーステアを出したくない」という考えが頭に染み込んでいるから、どうしても大舵角をあたえることができない。

Lamborghini Winter Accademia|ランボルギーニ ウィンター アカデミア
Lamborghini Winter Accademia|ランボルギーニ ウィンター アカデミア

すると助手席のケイが「この部分は雪上だから、もっと大きくステアリングを切っても大丈夫」とアドバイスしてくれた。この言葉に勇気づけられて少しずつステアリングを切り増すと、なるほど、雪上路であればおもいがけないほどフロントタイヤがグリップし、ノーズがイン側を向く方向にクルマ全体が回り始める。いわゆるヨーが立ち上がるというヤツだ。このヨーを立ち上げることさえできれば、あとはスロットルを大胆に踏み込むだけでウラカンはあっけなくテールアウトの姿勢を示すのである。

私はウラカンでポールリカールのショートコースを走ったことがあるが、そのときはどうしてもできなかったオーバーステアが、ここではいとも簡単にできてしまった。これこそウィンタードライビングの醍醐味というものだろう。