「ワールズエンド」カプセルコレクションをユニセックスで発表|Vivienne Westwood

Vivienne Westwood|「ワールズエンド」カプセルコレクションをユニセックスで発表

FASHION NEWS

Vivienne Westwood|ヴィヴィアン・ウエストウッド
ファン感涙のアーカイブ・コレクションから忠実に再現

ユニセックス展開の「ワールズエンド」カプセルコレクションを発表

「Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)」と「OPENING CEREMONY(オープニングセレモニー)」の初のコラボレーションが実現 ―― 独創性に富んだロンドンのブティック「Vivienne Westwood Worlds End(ヴィヴィアン・ウエストウッド ワールズエンド)」の歴史を反映したピースを再生したユニセックス展開の「Worlds End(ワールズエンド)」カプセルコレクションが、オープニングセレモニーNY店とLA店、ヴィヴィアン・ウエストウッド ワールズエンドで限定発売された。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

ヴィヴィアン・ウエストウッドは語る

デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドは、今回の「ワールズエンド」カプセルコレクションについて、「私たちにとってのパンクとは、もともとヒッピールック、1950年代のテディボーイファッションやピンナップマガジンの最終形、もしくは集大成として起こり、その後ロッカーやヘルズ・エンジェルスへと変化したものです。そのころ私たちはブティックを“Let it Rock”と呼んでいました。

つぎに、ラバーウェアとボンデージにインスパイアされた服へと変化し、ブティックの名前を“SEX”に変えました。私たちはブティックの名前を服のイメージに合わせて変えていったのです。私たちの服は、興味の対象のすべてである『抵抗』を表現するものでした。私たちは人生における文化的モチーフをもう一度振り返りはじめました。

私たちがパンクをはじめたとき、そういったすべてを込めてアーバン・ゲリラ ―― つまり『抵抗』のルックを完成させました。それは私たちのブティックを通して生まれたクリエーションでした。パンクをスタートしたとき、人びとはおそらくはじめてそのような服を見たことでしょう。そして彼らはそれらを私たちの小さなブティックから買うことができたのです」と語る。

「ワールズエンド」は、かつて「Let it Rock」「Sex」「Seditionaries」「Too Fast to Live」「Too Young to Die」という名前で知られたヴィヴィアン・ウエストウッドのオリジナルブティック。1971年、当時セックス・ピストルズのマネージャーであったマルコム・マクラーレンとともにロンドン・キングスロード430番地にブティックをオープンし、彼らのアイデアとデザインを発表した。

ヴィヴィアン・ウエストウッド|オープニングセレモニー
ヴィヴィアン・ウエストウッド|オープニングセレモニー

憧れのアーバン・ゲリラルックが完成

反骨心をもち、危険を顧みない政治的スローガンを掲げ、オリジナルで、かつ主張のある服 ―― 今回のヴィヴィアン・ウエストウッドとオープニングセレモニーのコラボレーションは、価値観を共有し、おなじ渇望を抱くことであらためて “Urban Guerrilla(アーバン・ゲリラ)” ルックを完成させた。

これまでの「ワールズエンドコレクション」はロンドンブティック限定のコレクションだったが、今回はじめてヴィヴィアン・ウエストウッドはオープニングセレモニーとのコラボレーションを実現。デザインはアーカイブから慎重に選び抜かれ、忠実に再現され、積極的な改革主義の言葉を広めることを目指し、カルチャーを牽引するコレクションとして再構築された。

今回は、2010年春夏の“Get a Life”コレクションの「Drunken Anarchy Shirt」や、ブルーのブリーチストライプに “Do it yourself” “Active Resistance” といったスローガンを縫い付けた、1976年当時のSeditionariesにおけるもっとも重要なアイテム「Anarchy shirt”」の再提案など、過去のさまざまなコレクションのリメイクで構成されている。

ヴィヴィアン・ウエストウッド|オープニングセレモニー
ヴィヴィアン・ウエストウッド|オープニングセレモニー

ヴィヴィアン・ウエストウッドの名作がぞくぞく登場

また、1982年春夏の“The Savage”コレクションで発表された「Savage Jumper」は、コットンニットにネイティブアメリカンのサドルバッグにインスパイアされたジオメトリック柄をプリントし再提案。1983-84年秋冬コレクションで初登場した「Client Eastwood Bomber Jacket」は、ミリタリーフライトジャケットの形で再現した。ヴィヴィアンはかつて“Client Eastwood”コレクションについて「時どきは、自分の考えをありえない世界へ転置させることが必要。そして美しい人びとを住まわせるの」と語っている。

さらに、1981年の“Pirate”コレクションから「スクエアカット」「トーガシャツ」「Pirate Trousers」や、17世紀のCamoプリントとウォッシュデニムで再提案した「Achilles Shorts」、そして“Chaos”プリントをほどこした「Sex Twisted T-shirt」もラインナップ。

アーカイブをもとにした “face of war & peace” “+5degrees & D.I.Y” といったオリジナルのグラフィックとスローガンが色鮮やかに描かれた、ユニセックスのベストやスクエアTシャツも多数フィーチャーされ、さらに衣服以外にも、1983-84年秋冬の“Witches”コレクションから「Tongue Trainer」も再発表。これはキャットウォークにはじめて登場したスニーカーとなる。

 
OPENING CEREMONY
www.openingceremony.us

Vivienne Westwood
www.worldsendshop.co.uk