EVENT｜オペラに酔いしれながらホテルで過ごす大人のバレンタイン

ホテル椿山荘東京で、オペラ『椿姫』ハイライトコンサート開催

バレンタインデーが間近に迫った2月12日（木）、ジュゼッペ・ヴェルディによる永遠の名作・純愛を描くオペラ『椿姫』のハイライトコンサート&ランチが、ホテル椿山荘東京のバンケットルームにて開催される。

Text by KUROMIYA Yuzu

情熱的な愛の物語とフレンチのコース料理を堪能

ホテル椿山荘東京では、「花かほる～Scent of Flowers～」と題して、椿や梅、ろう梅、水仙といった冬の花々を五感で楽しむ早春限定プランを2月27日（金）まで展開中。『椿姫』ハイライトコンサートは、その一環として開催される。

柴田紗貴子氏（左）／金山京介氏（中央）／押川浩士氏（右）

160年以上にわたって人びとに愛される『椿姫』は、椿を愛する高級娼婦、ヴィオレッタと青年アルフレードの悲恋を描いた物語。このコンサートでは、悲しくも情熱的な愛にあふれる名作オペラのハイライトを、アンサンブルの生演奏と人気、実力ともにトップクラスの若手歌手によるステージでお届けする。

なお、コンサートの前にはフランス料理のランチコースを用意。合間にはストーリー解説があるので、オペラ初心者でも気軽に楽しむことができる。

また、『椿姫』の世界観をより深く堪能できるように、当日配布されるプログラムからはアロマテラピスト、大橋マキさんのプロデュースによる椿や『椿姫』をイメージしたアロマが香る演出も。庭園に咲き誇る冬の花々とあわせて、室内でも早春の香りが体感できる。さらに、コンサート同日のディナータイムには、物語の主役であるヴィオレッタ役とアルフレード役を務めるふたりが、イタリア料理「イル・テアトロ」で『椿姫』の「乾杯の歌」をはじめとしたヴェルディ作の愛の歌を披露する催しも実施するという。

限定プラン「花かほる～Scent of Flowers～」では、そのほかにも早春にぴったりのさまざまな企画を用意。京都の冬の風物詩を夜の庭園に再現した「京都・花灯路」や、大橋マキさん演出の花々の香りが広がる「コリドールアロマ」、植物の生命力を堪能できる老舗盆栽店『清香園』の盆栽展示など、まるで「冬のお花見」のようなイベントが目白押しとなっている。