マイバッハ S クラスをためす|Mercedes-Maybach

メルセデスの新ラグジュアリー、マイバッハ S クラスをためす|Mercedes-Maybach

CAR IMPRESSION

Mercedes-Maybach S Class|メルセデス・マイバッハ S クラス

“メルセデス”の新ラグジュアリーフラッグシップ

マイバッハ S クラスをためす

メルセデス・ベンツのサブブランド「メルセデス・マイバッハ」として再出発を果たしたマイバッハ。Sクラスにくらべ、運転手付きを前提として後席を重視し、ラグジュアリーさに磨きをかけたモデルだ。11月のロサンゼルス モーターショーで発表されたばかりのこの「マイバッハ S クラス」に、小川フミオ氏がアメリカで早速試乗。“メルセデス”ブランドが放つ、最高のおもてなしクルマの出来をリポートする。

Text by OGAWA Fumio

復活した高級車のネーム

「最高のなかでも最高のクルマをつくる」。1930年代、ドイツにおいて超がつく高級車をつくっていたマイバッハのポリシーは、「あらゆる望みをかなえる究極のクルマ」だったという。

マイバッハのブランドコントロールをするメルセデスベンツが、2002年に発表したマイバッハ(57および62)が製造中止になったあと、ついにまたその名が、メルセデス・マイバッハとして復活した。

2014年11月開催のロサンジェルスオートショーで公開されたのが、メルセデス・マイバッハ「S クラス」。通常の「S クラス」より全長、ホイールベースともに200mmも延ばされ、後席のレッグルームは倍になったショファードリブンの4ドアサルーンだ。

Mercedes-Maybach S Class|メルセデス・マイバッハ S クラス
Mercedes-Maybach S Class|メルセデス・マイバッハ S クラス

その試乗会が、2015年1月、米カリフォルニア州サンタマリアでおこなわれた。海岸にもちかい丘陵地帯で、一帯はワイナリーが多いリゾートである。2月に発売予定のメルセデス・マイバッハ S クラスは、「S 600」と「S 500」が用意されるが、うちV12のS 600が試乗に供された。

試乗は最初、フリーウェイでの後席、そのあと自分でもステアリングホイールを握る機会があった。快適性と走行性においてSクラスの頂点に位置するS 600ロングとどう差異が出ているのか。それが興味の中心だった。結果は、かなりちがう独自のクルマになっていた。