ルノー ルーテシアにターボ+MTモデルを追加|Renault
CAR / NEWS
2015年1月5日

ルノー ルーテシアにターボ+MTモデルを追加|Renault

Renault Lutecia ZEN 0.9L / 5MT|ルノー ルーテシア ゼン 0.9L / 5段MT

ルノー ルーテシアにターボ+MTモデルを追加

ルノー ジャポンは、コンパクトハッチ「ルーテシア」にマニュアルトランスミッション搭載モデルを追加導入する。ベーシックな組み合わせながらも、フランス本国では現行モデル発売時より好調なセールスをつづけているという、いわゆる人気グレードの日本上陸だ。

Text & Photographs by OHTO Yasuhiro

ダウンサイジングエンジンをMTで操る

ルノー ジャポンは、2013年に日本で販売を開始したコンパクトハッチモデル「ルーテシア」のなかでもベーシックなグレード「ゼン」に、5段MTと0.9リッター ターボエンジンを組みあわせた仕様を追加し、1月8日より発売を開始する。

ルーテシアのパワートレインは、ハイパフォーマンスモデルのR.S.(ルノー・スポール)をのぞき、1.2リッターの直列4気筒ターボエンジンに6段エフィシエント デュアル クラッチの組みあわせを採用しているが、このゼンのマニュアルモデルには、さらにコンパクトな0.9リッターの直列3気筒エンジンが搭載されている。

Renault Lutecia ZEN 0.9L+5MT|ルノー ルーテシア ゼン 0.9ℓ / 5段MT

Renault Lutecia ZEN 0.9L+5MT|ルノー ルーテシア ゼン 0.9ℓ / 5段MT

あらたに導入された3気筒のパワーユニットは排気量を少なくするかわりに過給器を備え、最高出力90ps、最大トルク135Nmを発生する、1.4リッターエンジン並の実力をもつと謳われるダウンサイジングエンジンだ。最大トルクの90パーセントを1,650rpmという低回転で発揮するので、街乗りでも扱いやすいエンジンであるとルノーでは説明する。

燃費性能を向上させるスタート&ストップ機構や、ブレーキを離しても数秒間車両をホールドして坂道発進をサポートするヒルスタートアシストも装着されている。

装備面は、ベーシックな既存のゼンに準じるものの、敢えてMTを求めるユーザーの志向に配慮し、1.2リッターとはことなるブラックカラーの16インチ アロイホイールやクロームメッキ フィニッシャーなどをくわえ、よりスポーティな雰囲気に仕上げられている。

ボディカラーは、イメージカラーのブルー ドゥ フランスをふくめて5色を用意。価格は208万円と、1.2リッターモデルよりも抑えられているのもポイントだ。今後は、マニュアルモデルを求めるユーザーへのルノーのあらたなエントリーモデルとしての役割も担っていく。

Renault Lutecia ZEN 0.9L|ルノー ルーテシア ゼン 0.9リッター
ボディサイズ|全長 4,095 × 全幅 1,750 × 全高 1,445 mm
ホイールベース|2,600 mm
トレッド 前/後|1,505 / 1,505 mm
重量|1,130kg
エンジン|897 cc 直列3気筒 DOHC ターボチャージャー付
ボア×ストローク|72.2 × 73.1 mm
圧縮比|9.5
最高出力| 66 kW(90 ps)/ 5,250 rpm
最大トルク|135 Nm(13.8 kgm)/ 2,500 rpm
トランスミッション|5段MT
駆動方式|FF
サスペンション 前/後|マクファーソン / トレーリングアーム
タイヤ 前/後|195/55R16
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ドラム
最小回転半径|5.2 メートル
価格|208万円

ルノーコール
0120-676-365(9:00-18:00、年中無休)

           
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