「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン|Volkswagen
CAR / NEWS
2015年1月22日

「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン|Volkswagen

Volkswagen × SHONAN T-SITE|フォルクスワーゲン 湘南T-SITE

e-up!に乗って脳波を計る。その心は?

「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、湘南・藤沢市にあらたに誕生したスマートタウン「湘南T-SITE」に同社初の電気自動車「e-up!」を体験試乗できるショーケースを期間限定でオープン。街と人に根差した“理想的な生活と移動”をテーマとした、フォルクスワーゲンのあたらしい試みをスタートさせた。

Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)
Photographs by ARAKAWA Masayuki

フォルクスワーゲンの体験型ショーケース

フォルクスワーゲン初の電気自動車として、来年2月1日より発売が開始される「e-up!」にいちはやく試乗できる体験型ショーケースが、今月12日、神奈川県藤沢市の「湘南T-SITE」内にオープンした。

湘南T-SITEは「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが手がける複合商業施設で、2011年に開業した「代官山T-SITE」につづく2店舗目。代官山T-SITEが、本、映画、音楽を通した大人へのライフスタイルの提案だったのに対し、湘南T-SITEは、湘南の海のライフスタイルをコンセプトに、若いファミリーを意識した店舗づくりになっているのが特徴だ。

フォルクスワーゲン「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン|Volkswagen

フォルクスワーゲン「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン|Volkswagen

同施設は、藤沢市とパートナー企業との官民一体の共同プロジェクト「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」として、エネルギー、セキュリティ、モビリティ、ヘルスケア、コミュニティ、さらに非常時までを考慮した未来の街づくりの中核を担っており、今後、湘南T-SITEを中心とした敷地に1,000世帯もの家族が暮らす計画だという。

今回期間限定で誕生したフォルクスワーゲンのショーケース「e-mobility station@湘南T-SITE」は、そんな施設内の一角にある。真っ白な屋根に、ガラス貼りの外壁、そしてウッドデッキ。肩肘を張らないフォルクスワーゲン ブランドらしい、シンプルかつクリーンなライフスタイルを具現化した建物には、入り口外の正面と店内にe-up!が展示されている。

扉を開ければ、さわやかな木材の香りが体を包み込んでくれる。壁側の両サイドには、蔦屋書店と書籍のプロが選んだ27のジャンル(A to Zの26種にくわえ、e-mobilityの「e」を追加)、3,000冊の本が置かれ、試乗しない方でも自由に本を読むことができる、くつろぎの空間となっている。


Volkswagen × SHONAN T-SITE|フォルクスワーゲン 湘南T-SITE

e-up!に乗って脳波を計る。その心は?

「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン

脳波でわかる、まったくあたらしい体験試乗

もちろん先述の通りココでの目玉は電気自動車、e-up!の体験試乗だ。受付で希望の時間を予約したら、案内に従いクルマへ乗り込もう。でもその前に、ヘッドセットの装着を忘れてはならない……。

今回の体験試乗には特別な“仕掛け”が用意されていた。それは、脳波測定システム「感性アナライザ」を用い、特別に設定した試乗コースで、運転中のドライバーの脳波を測定しようというもの。その結果を、「enjoy」「exciting」「emotion」という3つの切り口で分析。試乗後、計測データを基にして体験者のそれぞれの特徴や嗜好にあった本やコーヒーが紹介される、という仕組みだ。

フォルクスワーゲン「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン|Volkswagen

蔦屋書店と書籍のプロが選んだ27のジャンル、3,000冊の本が置かれた店内

フォルクスワーゲン「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン|Volkswagen

慶應義塾大学理工学部 准教授の満倉靖恵 氏が開発した脳波測定システム「感性アナライザ」

筆者がテストドライブをしたところ、enjoy=56パーセント、exciting=58パーセント、emotion=100パーセントという結果に。自分では知ることの出来ない脳波が数値化され、しかも極端な凹凸が出たのはとても興味深い。そんな私への回答は、「ひとの話をしっかり聴くことができるあなたは、ホームパーティを開催することをおすすめします。ホストとしてのおもてなしの才能にみんな驚くでしょう」ということだった。

そもそも社交性が高いとは言えない筆者ではあるが、案内された「T」の書棚には、おわず手に取りたくなるような本ばかりが並べられ、さすが蔦屋書店といった感じだ。脳波の結果はまんざらでもない!?

いっぽう振る舞われるコーヒーは、全27種のなかからひとつがセレクトされ、さわやかで甘みのある「小渕沢オリジナルマイルドブレンド」をその場でドリップしてくれた。寒い時期には嬉しい、試乗後の至福の一杯である。

単なるe-up!の試乗だけに留まらず、脳波によるあたらしい自分を発見できるという、これまでにない斬新な仕掛けが用意されたフォルクスワーゲンの体験型ショーケース。年内なら12月28日まで(翌年以降は、期間中の土日祝日のみ)、誰でも無料で脳波測定を組み込んだ体験試乗に参加可能だ。

フォルクスワーゲン「e-mobility station@湘南T-SITE」がオープン|Volkswagen

休日、ふらりと湘南に出掛ける機会があれば、ちょっと立ち寄ってみるのはいかがだろう。電気自動車と脳波測定、これまでに体験したことのない世界にであえるかもしれない。

フォルクスワーゲン「e-mobility station@湘南T-SITE」
住所|神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目21番1号
オープン期間|2015年2月15日(日)まで
営業時間|毎日10:00~20:00
※毎週火曜日定休日。但し、12月23日(火)は営業、12月26日(金)が振替定休日
※年末年始期間(12月29日~1月4日)は“e-driving”を除き、「e-mobility station@湘南T-SITE」は営業

“e-driveng”(脳波測定)試乗について
実施日|2014年12月28日(日)まで(翌年以降は、期間中の土日祝日のみ)
実施時間|11:00~16:30まで(最終受付:16:00)
※上記「実施日」以外は、脳波測定を行わない“「e-up!」のみの試乗“
※脳波測定を行わない「e-up!」だけの試乗体験も可能

http://vwedrive.jp/special/

フォルクスワーゲン カスタマーセンター
0120-993-199

           
Photo Gallery