新型MINI 3モデルを乗りくらべ|Mini

個性ゆたかなMINIのバイヤーズガイド、新型3モデルを乗りくらべ|Mini

CAR IMPRESSION

MINI ONE|ミニ ワン
MINI Cooper|ミニ クーパー
MINI Cooper S|ミニ クーパー S

個性ゆたかなMINIのバイヤーズガイド

新型MINI 3モデルを乗りくらべ

MINIの進化とモデル拡充がとどまるところを知らない。昨年秋にはハッチバックモデルが3代目に進化し、直後の東京モーターショーで国内初披露。今年にはいっても、ベーシックな「ONE」の追加、そして後席ドアをもつ「ミニ 5ドア」が発売された。さらに「クロスオーバー」と「ペースマン」にはマイナーチェンジとあわせて初のディーゼルモデルも導入されている。そんな動きの活発なMINIのなかでも、基本となる3ドアの3モデルを一気に試乗し、その魅力をあらためて確認する。

Text by OGAWA Fumio
Photographs by ARAKAWA Masayuki

各モデルのキャラクター分けがより明確に

フルモデルチェンジや新エンジン追加など、「MINI」が活発だ。多様なライフスタイルに合わせて7モデル展開するMINIの、もっともベーシックともいえるハッチバック。乗り較べて、キャラクターを検証しよう。

2014年になって、MINIのベーシックモデルというべきか、車型でいうとハッチバックがフルモデルチェンジを受けた。対象になったのは「MINI ONE」「MINIクーパー」「MINIクーパーS」だ。

最大の特徴は、エンジンラインナップを見直して、燃費効率を軸にしながら、各モデルのキャラクター分けがより明確になったこと。MINI ONEには従来の1.6リッター4気筒(98ps)に代わり、1.2リッター3気筒(102ps)が搭載された。

MINIクーパーも燃費効率を考慮して、従来の1.6リッター4気筒(122ps)から、今回は1.5リッター3気筒(136ps)に変更された。そしてMINIクーパーSだけは、1.6リッター(175ps)から2リッター(192ps)へと排気量が拡大し、性能も大幅にアップしている。

MINI Cooper|ミニ クーパー
MINI Cooper S|ミニ クーパー S

もうひとつの特徴は、ボディサイズだ。全長こそ3,835mm(MINIクーパーSは3,860mm)と依然コンパクトだが、全幅が1,725mmに拡大して、いわゆる3ナンバーサイズへと大型化している。ホイールベースも30mm伸び、そのぶん室内寸法の拡大に充てられているそうだ。

はたして3台は、たしかにキャラクターわけがはっきりしている。乗り較べてみると、ドライバーとしての自分が求めているものが、はっきり見えてくるのだ。価格では、MINI ONEとMINIクーパーとのあいだが40万円、後者とMINIクーパーSとが52万円と、けっこう開きがあるから、MINIシリーズに興味を持つひとにとって、比較検討は重要だろう。