伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編)

伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編)

Divine of Creation - 創造力の背後にあるもの -

スピリチュアル対談 Vol.17|諏訪綾子

伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像

「“いま”を生きているという幸せに導くライブ・アーティスト」(後編)

さまざまなステージで活躍するクリエイターをゲストに迎え、スピリチュアル ヒーラーの伊藤嶺花さんが、ひとが発するエネルギーを読み解くリーディングと複数の占星術を組み合わせ、クリエイターの創造力の源を鑑定。現世に直結する過去生や、秘められた可能性を解き明かし、普段は作品の陰に隠れがちでなかなかおもてに出ることのない、クリエイター“自身”の魅力に迫ります。

Photographs by SUZUKI Kenta
Text by TANAKA Junko(OPENERS)

前編では画家という意外な前世が明らかになった諏訪綾子さん。後編では諏訪さんの現世での使命について、さらにくわしく解き明かしていきます。

──本当の魔女かもしれない!?
スピリチュアル対談(前編)を先に読む

頭のなかにいつも「なぜ?」が渦巻いている

伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編) 02

伊藤 おそらく諏訪さんの考えや感情は、どんな言語にもうまく置き換えられないと思います。要するに一瞬の感覚的なことだから、置き換えられる言語が見つかりにくいという感じですかね。

だからこそ、それぞれが感じ考えるなかで「次の瞬間にあなたはどうしたいですか?」「どう生きたいですか?」「どんな人になりたいですか?」そんな大きいところにどんどんテーマを投げかけていく。

それをただ作品として、アートとして展示しますという発表ではなく、体感してもらうことが大事。「体をもって生きていますよ、生かされていますよ」そして「人間も含めた万物すべてが、自然界の生み出した産物ですよ」といった、すべての生あるものの核となる本質を発信していかれます。

諏訪 そうなんですね。

伊藤 「心と頭と肉体、それが重なってひとりの人間なんだ」というスピリチュアルの本質の部分、つまり“スピリチュアル=リアル”であるということ。そこをよりわかりやすく伝えたい。現代の人たちが忘れかけている肝心な部分を取り戻させたいという思いがあるわけです。

ただ、押しつけがましいわけではないのが、諏訪さんのすごいところ。それぞれが自由に感じて受け取って、より豊かな生活のためになにかヒントを得て、生きていることを幸せに感じてもらえたらそれでいい。そんな日常のプラスアルファを、リアルな交流の場を通じて「ともに感じましょうよ、ともに考えましょうよ」と投げかけているんですね。

みんなおなじ人間だという仲間意識、人間の核となる部分を伝える真のメッセンジャーです。ですから、つねにパイオニアでありつづけると思います。表現の仕方には一切こだわらず、諏訪さん自身が美しいと感じるもの、おいしいと感じるもの。あるいは真逆で、醜いと感じるものを生かしたアプローチも面白いと思います。ある人にとっては、それが美しいと思うかもしれないじゃないですか?

伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編) 03

「気詰まりのテイスト」 Photograph by Hiroshi Iwasaki

伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編) 04

「痛快さのテイスト」 Photograph by Hiroshi Iwasaki

伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編) 05

「後ろめたさのテイスト」 Photograph by Hiroshi Iwasaki

諏訪 ええ。

伊藤 頭のなかにいつも「なぜ?」が渦巻いている方。ですから、なにかを表現することよりも「なぜこれはこんな形をしているんだろう?」とか「なぜこれはこんなに美しいんだろう?」という「なぜ」が先にあると思うんです。それを探求しながら生きている感じです。探求していることに対して、そのつどなにかひとつ気づきを得られることが、諏訪さんの喜びなのかなと。

諏訪 うんうん。

伊藤 「みんなこれ見て。知ってる?」という感じですよね(笑)。子どものころって、おいしいものとかいいものとか、面白いものを発見したときに、みんなに伝えてたじゃないですか? そんな無邪気で純真無垢な心をおもちなのだと思います。

諏訪 そうかも知れないですね。答えがないものに惹かれるんです。答えが用意されてたり、すぐ答えのわかるものは、あんまり興味がないんですよね。

伊藤 つい探求したくなっちゃうんですよね。「1+1=2」みたいに決まっていることを、わざわざ掘り下げたいと思わない。それよりも、どうして「1+1=2」になるのかという哲学的な思想を、ずっと掘り下げていかれますよね。

諏訪 そうかもしれないですね。

伊藤 それって、さっきお話にあった「だれがこれを最初に食べたんだろう?」という探究心もおなじこと。それこそ毒キノコを最初に食べた人は、死んでしまったわけです。まさかそれで死んでしまうことになるなんて知るよしもなく。それでも試してしまうのは、お腹が空いていたり、養う家族がいたり、とにかく生きなきゃという本能、そしてそこから突き動かされた欲求じゃないですか。「食べられそう」という直感で食べてみたというのが最初だと思うんです。

伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編) 06

伊藤嶺花×諏訪綾子|スピリチュアル対談(後編) 07

画家をやっていたころ、諏訪さんのなかにあったのは、美しいものを見つけて「いまこの瞬間を描き留めたい、記録したい」と感じたときのすべてを、そのまま動いているものとして伝えたいという思い。ですから、だれかが作ったもの、表現したものの表面的な美しさというよりは「どんな思いでこれを作ったんだろう?」「どんな思いでこれを表現しているんだろう?」という、ものごとの根底にある真実の部分を突き詰めていかれます。それが諏訪さんにとっての喜び。で、「もしかしたら、こういうことかも」と気がついた瞬間に湧き上がる、表現したいという気持ち。そのときに出てきたイメージを形にされている感じです。

諏訪 うん、そうですね。

伊藤 だからつねに前例のないことに挑戦していかれます。着眼点がそもそもちがうから。

諏訪 そうなんですね。でもわたし、作品作りに没頭している最中でハッとするんです。「なんでこんなことをやっているんだろう?」って(笑)。

伊藤 (笑)

諏訪 で、つづけているうちに「あ、そういうことだったんだ」って気づくというか。

伊藤 おそらく納得したいという衝動に駆られて、グワーッて突き詰めていく。その過程で、ようやく「あ、わたしこういうことを知りたいから、これをやっているんだ」って気づくみたいな、後づけのことも多々あると思いますよ。

諏訪 そうですね。だからゲリラレストランとか「感情のテイスト」とか、先ほどお話したようなことって、どうやって作ったか思い出せないんですよね。

伊藤 あ~やっぱり。すごいですね。

諏訪 で、やったあとに、それを作りたかった理由がわかるみたいな感じです。

ABOUT
ITO Reika

株式会社ディヴァイン代表/スピリチュアルヒーラー 服飾雑貨系の企業にて商品企画、広告宣伝、経営企画の仕事に従事したのち、天界とのチャネリングと潜在意識のリーディングをおこなうライトワーカーとして活動開始。相談内容によって …