CITROEN C3|シトロエン C3 よりデザインコンシャスに
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2015年4月16日

CITROEN C3|シトロエン C3 よりデザインコンシャスに

CITROEN C3|シトロエン C3

よりデザインコンシャスに

シトロエンはヨーロッパにおいて、内外におよぶ個性的なデザインで話題のハッチバック「C3」のニューモデルを発表した。

文=ジラフ

「Zenith(天頂)」と呼ばれるこのフロントウインドウ

初代C3がデビューしたのは、2002年のこと。その特徴は、個性的かつな高品質なエクステリア&インテリア、そしてクラス最大級となる室内空間であり、発売当初は5ドアハッチバックのみの設定だったが、後に2ドアオープンのプルリエルが追加された。

今回発表されたニューモデル最大の特徴は、なんといってもその巨大なフロントウインドウだ。「Zenith(天頂)」と呼ばれるこのフロントウインドウは、ルーフ部分にまで回りこみ、抜群の視界と開放感を実現する。シトロエンのアナウンスによれば、前席の視界は最大で80度も広がるという。

当然のことながら、このフロントウインドウの形状がもたらすさまざまな問題点、たとえば太陽光や紫外線対策や、窓面積が増えることによって室内にロードノイズが入り込むなどのNVH対策にも万全が期されていることは言うまでもない。

またこのニュー「C3」には、外観上ではフロントマスク、インテリアではツートンの「サーモコート」をほどこしたダッシュボード、またサテングレーアルミのトリムパネルなど、2010年リリースが予定される「DS3」との関連性が見てとれる。

正式デビューは9月のフランクフルトモーターショー

ボディサイズは、全長3940×全幅1710mm。初代よりも若干大きくなったものの、最小回転半径は5.1mと取り回しの良さは健在。そのボディの中には、大人4人が充分にくつろげる広さと、300リッターのトランク容量を実現。先代の優れた部分をあますことなく引きついでいる。

搭載されるエンジンは、当初は1.6リッター直4ディーゼル(クラストップレベルのCO2排出量・99g/kmを達成)とされ、その後2011年までには新世代の直3ディーゼルの投入が予定されている。この新世代エンジンには5/6速2ペダルMTとアイドリングストップ機能が組み合わされ、CO2排出量はさらに低減され90~95gが見込まれているという。ニューC3は環境性能においても、クラストップレベルを達成すべく開発が進められているのだ。

ニュー「C3」の正式デビューは9月に開催されるフランクフルトモーターショーが予定され、11月にはヨーロッパでリリースが開始される。

           
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