Mercedes-Benz G CLASS|三十路を迎えてさらなる進化
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2015年4月20日

Mercedes-Benz G CLASS|三十路を迎えてさらなる進化

Mercedes-Benz G CLASS|メルセデス・ベンツ Gクラス

三十路を迎えてさらなる進化

メルセデス・ベンツ日本は、同社の最高級クロスカントリービークル「Gクラス」の装備や仕様を改良した30周年記念モデルを発売した。

エンジンは5リッターから5.5リッターへ

NATO軍の軍用車をルーツにもつGクラスは、1979年に発表されて以来、基本的なスタイリングやミリタリースペックともいえる堅牢なボディはそのままに、エンジンやトランスミッション、そして機能装備を時代に即したものに変更されながら、進化をしつづけてきた。

今回のモデルでは、エンジンを5リッターから5.5リッターのV型8気筒へ変更。同ユニットの最高出力は従来比プラス92psの388psを実現している。それにともない、車名もG500ロングからG550ロングへ変えられた。

エクステリアでは、フロントグリルとアルミホイールのデザインを変更し、イメージの刷新が図られている。

装備面では、HDDナビゲーション、地上デジタル放送(12セグ)対応テレビ、音楽CDを録音するミュージックレジスター等を統合したCOMANDシステムを採用したことで、ユーザビリティが大幅に向上している。

価格は「G 550 ロング」が1327万円、「G 550 AMG ロング」が1740万円。

MERCEDES CALL
0120-190-610

BRAND HISTORY
自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりがべつべつにガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。

製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。

こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役としてつねに時代の先頭を走りつづけているのだ。

           
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