SEIKO|ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ

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WATCH&JEWELRY

セイコー ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ

時計学を研鑽し、120余年

時計の本場であるスイスからは遠く離れた日本……。そこで独立独歩の道を歩みながら、時計学を研鑽しつづけて120余年。

Text by OPENERS

「キャリバー5D44」搭載の最新クオーツ

時計の本場であるスイスからは遠く離れた日本……。そこで独立独歩の道を歩みながら、時計学を研鑽しつづけて120余年。そしてついに世界において唯一無二のテクノロジーを確立したセイコー。同社が放つ、他に類を見ない独自の機構のひとつが、“キネティック”である。「ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ」には、そんなセイコーのオンリーワンムーブメントのさらなる進化系に位置づけられる「キャリバー5D44」が搭載されている。

1969年、セイコーは世界ではじめてクオーツウオッチを発売している。クオーツはゼンマイではなく、電池の動力で針を駆動させる。と同時に、水晶振動子を振動させ、主に毎秒3万2768振動という超高速振動で、きわめて精密な「1秒」を生み出す。今では、当たり前に消費されているクオーツウオッチというテクノロジーも、誕生当初はきわめて革新的な技術であり、あっという間に世界中に普及した。それまで伝統という名に甘んじてきたスイスの古式ゆかしい時計産業に対して、大きな改革のうねりを引き起こしたのである。

しかし、セイコーはそれだけでは止まらなかった。繰り返すようだが、クオーツウオッチの動力源は電力である。しかし、動力源を機械式時計と同様に「腕の動き」から得られないものだろうかと、開発陣は考える。このあまりに野心的なハイブリッドな理論は、十数年の時を経て1986年に結実する。それがセイコー独自の自動巻き発電クオーツ「キネティック」である。同機構は、その後クロノグラフやパーペチュアルカレンダーなど多機能化されながら、ロングセラー商品となっていく。そして2008年には、これまで自動巻き専用だったキネティックに、はじめて“手巻き”機能もつけた「キネティック ダイレクトドライブ」を発表したのだ。

時計を見ると、9時位置に大きなパワーリザーブ表示、そして3時方向には巨大なリューズが装備されていることがわかるだろう。この2つのユニークなデザインは、同モデルの革新性を物語るに適した密接なかかわりをもつ。すなわち、巨大なリューズを手で巻き上げると、通常時は動力の持続時間を表示しているパワーリザーブ表示が、「発電インジケーター」に切り換わるのだ。

そして、まるでクルマのタコメーターのように、手巻きによって発生した電気の量に応じて針が上下に躍動する。まるで時計に息を吹き込むような、そんなユーザー対時計の一種の“対話”が成り立つのである。これらは、自動巻きと手巻き機構の切り替えを可能とする、直径4mmほどの精密な「切替車」、そして発電量を検出する独自の「積算システム」、また耐久性の高い「リューズ」。これらが三位一体となってはじめて可能な技術である。

まさしく、メカニカルウオッチの製造技術の蓄積と、クオーツテクノロジーで築き上げられた独自のノウハウ。2つの高い技術が融合することで生み出された“メイド・イン・ジャパンの矜持”ともいうべき次世代時計なのだ。また、2009年の現時点では、バリエーションも豊富に用意。同年の7月には、硬質コーティングがほどこされたオールブラックモデルが発売されている。

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SAGG017|クオーツ(キネティック ダイレクトドライブ)。ケース径40mm。SSケース&ブレス(硬質コーティング)。10気圧防水。21万円。

SEIKO BRIGHTZ PHOENIX KINETIC DIRECT DRIVE|セイコー ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ|SAGG001(写真上)

クオーツ(キネティック ダイレクトドライブ)
ケース径40mm
SSケース
クロコダイルベルト
生活防水|10気圧防水
価格|18万9000円

SEIKO BRIGHTZ PHOENIX KINETIC DIRECT DRIVE|セイコー ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ|SAGG0017(写真右)

クオーツ(キネティック ダイレクトドライブ)
ケース径40mm
SSケース&ブレス(硬質コーティング)
生活防水|10気圧防水
価格|21万円

セイコー|ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ ギャラリー

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