VICTORINOX|2014-15年秋冬コレクション“RESCUE”
FASHION / MEN
2015年1月14日

VICTORINOX|2014-15年秋冬コレクション“RESCUE”

VICTORINOX|ビクトリノックス

ビクトリノックスの名ナイフ「レスキューツール」からインスピレーション

2014-15年秋冬コレクション“RESCUE”

スイスアーミーナイフの革新的なスピリットを受け継いでいる「VICTORINOX(ビクトリノックス)」ファッションの2014-15年秋冬コレクションが到着。今シーズンは、アーティスティック・ディレクターであるクリストファー・レイバーンが、「ナイフ・オブ・ザ・イヤー 2007」を受賞したビクトリノックス レスキューツールからインスピレーションを得て表現している。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

2014年秋は、“Helicopter Rescue”がテーマ

2014-15年秋冬コレクションのインスピレーション源となっているビクトリノックス レスキューツールは、スイス消防隊とビクトリノックスが共同開発したもので、クリストファー・レイバーンは、彼らのもつ強靭な精神を今回のコレクションテーマのバックボーンとしている。

秋は“Helicopter Rescue=ヘリコプター救助”、冬は“Mountain Rescue=山岳救助”、ホリデイは“Fire Rescue=消防救助”と、それぞれ極限の環境でおこなう作業をシーズンテーマとして展開。救助隊やビンテージのミリタリーウェア由来の機能性や技術を各アイテムに取り入れている。

秋に登場するキーアイテムはヘリコプターのパイロットユニフォームにヒントを得て、コントラストをつけたパイピング、大きめのジッパー、テーピングをつけているのが特徴だ。

冬は、過酷な気候条件にも耐えうる山岳救援隊のウェアからインスパイアされたデザインと機能性を両立させ、アウターには本物のスイスミリタリーのカモフラージュ柄にモダンなオリーブ系のカラーパレットを採用している。

ホリデイは、消防救助隊をテーマに展開され、ブラックとスモーキーグレーのカラーパレットに、ポップなオレンジフレームを差し色にしてコントラストを出している。

1884年に創業者のカール・エルズナーが故郷であるスイス・イーバッハに小さなワークショップを設立して以来、130年にわたってスイスアーミーナイフの伝統を守りつつ、ライフスタイルをトータルに提案するブランドへと発展しているビクトリノックスの機能性あるファッションに注目したい。

ビクトリノックス・ジャパン
Tel. 03-3796-0953
http://www.victorinox.com/

           
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