EAT|南インドの朝ごはんで暑さを乗り切る!
LOUNGE / EAT
2015年1月28日

EAT|南インドの朝ごはんで暑さを乗り切る!

EAT│南インドの朝ごはんで暑さを乗り切る!

7、8月のワールド・ブレックファスト・オールデイはインドがテーマ

世界各地の伝統的な朝ごはんをとおして多彩な食文化を伝える神宮前のワールド・ブレックファスト・オールデイの7月、8月のテーマはインド。暑さ厳しい南インドの朝ごはんをしっかり食べて、日本の酷暑を迎え撃つ。

Text by YANAKA Tomomi

米と豆を発酵させて蒸し上げた「イドゥリ」をスパイスたっぷりのスープにからませて

多様な民族、言語、宗教によって構成され、12億人ものひとびとが暮らす南アジアの大国、インド。日中は喧騒に包まれるインドだが、日の出前の90分は「ブランマムフルタ」と呼ばれ、散歩をしたり、沐浴をしたり、インドのひとたちにとって大切で穏やかな時間が流れていく。そんなインドでは、朝ごはんも手間ひまをかけた手の込んだものを食べる習慣があるという。

広い面積を有するインドでは地域により、気候や食文化も大きくことなる。北部の主食は小麦だが、南部は日本とおなじ米が主食。今回、ワールド・ブレックファスト・オールデイでは、南インドの朝ごはんが紹介される。

メニューは米と豆を発酵させて蒸し上げた主食「イドゥリ」や、豆でつくった甘くないドーナツ「ワダ」をスパイスを使ったスープ「サンバル」やココナッツでつくった「チャトゥニ」と混ぜて食べる伝統的なもの。つけ合わせにはビーツのココナッツ炒め「トーラン」が添えられた。さらにレモンウォーター「ナーランガヴェッラム」と一緒に食べれば、暑さも吹き飛んでしまいそう。

このほかにも米をミルクで煮たデザート「パヤッサム」やスパイスを聞かせたマサラチャイも用意。期間中にはインドにまつわる料理教室やワークショップも開かれる予定だ。

冷房で冷えてしまったカラダにも効き目がありそうな本場インドのスパイスを使った料理たち。インドの長い歴史に培われた朝ごはんは現代日本に生きる私たちにとっても夏を乗り切るヒントを与えてくれそうだ。

ワールド・ブレックファスト・オールデイ
時間│7:30~21:00(LO20:00) ※月曜定休
東京都渋谷区神宮前3-1-23 1F
Tel.03-3401-0815
http://world-breakfast-allday.com/

           
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