アルファ4Cデザイナー、マッコリーニ氏インタビュー|Alfa Romeo

アルファ4Cデザイナー、マッコリーニ氏インタビュー

特集|自動車デザインのトレンドをさぐる

Alfa Romeo|アルファロメオ

根っからのアルフィスタ

アルファ4Cデザイナー、マッコリーニ氏インタビュー (2)

3つのキーワードを念頭に眺めてほしい

──4Cはアルファロメオ・ファンのみならず、クルマ好きならみな興味を惹かれるスタイルですね。

マッコリーニ氏 このクルマの最大の役割は、アルファロメオのフラッグシップであることです。過去のアルファロメオと現在のアルファロメオの要素をとりこみながら、未来を見せていく。それが私の仕事でした。過去のモデルとの関連が話題に出ますが、私は昔のコピーを作ろうとは思っていません。

──どこに注目してほしいか、少し解説していただけますか。
マッコリーニ氏 3つのキーワードで注目してほしいと思っています。「プロポーション」「エレガンス」「トリートメント」です。プロポーションとは車輪とボディのバランスや、全長と全幅と全高のバランスのことです。エレガンスはおわかりですね。トリートメントは、面やラインの作り方や、ディテールの仕上げです。

もうひとつ、スタイリングを作り上げていくとき意識したのは、見る角度によって印象を変えていこうということでした。車体の周囲を回って眺めていただくとわかると思うのですが、官能的な部分、パワフルな部分、ダイナミックな部分と、しっかり主張が伝わることを意識しました。

Alfa Romeo 4C

Alfa Romeo 4C

──インテリアも個性がありますね。
マッコリーニ氏 インテリアでは、3つの要素を強調しています。ダッシュボード、フロア、シートです。ダッシュボードはスポーティに、かつハイテクなイメージを強く盛り込みました。カーボンファイバーを使ったフロアも同様にハイテクです。

いっぽうでレザー張りのシートはクラフツマンシップを感じさせています。これを私たちはスーパーミックステクノロジーと呼んでいます。フェラーリやランボルギーニは少々いきすぎていると思うし、いっぽう市場では競合関係になるであろうロータス「エリーゼ」はカーボンファイバーは使っていないし、室内はかなりタイトですね。4Cには快適性もあります。