TRAVEL|“21世紀の宮殿”ザ・ペニンシュラパリが誕生!
LOUNGE / TRAVEL
2015年2月13日

TRAVEL|“21世紀の宮殿”ザ・ペニンシュラパリが誕生!

TRAVEL|歴史と伝統ある建物がラグジュアリーホテルに生まれ変わる

“21世紀の宮殿”ザ・ペニンシュラパリが誕生

ザ・ペニンシュラホテルズ10番目のホテルとなる「ザ・ペニンシュラパリ」が、8月1日(金)に誕生する。歴史と伝統ある建物は大規模な改装が施され、クラシカルな外観はそのままに、パリに新風をもたらすラグジュアリーホテルとして生まれ変わった。

Text by YANAKA Tomomi

現代的なテクノロジーとエレガンスが共存する客室

ザ・ペニンシュラパリ

1928年に香港でその歴史をスタートしたザ・ペニンシュラホテルズ。アフタヌーンティーや洗練されたホスピタリティで、多くの旅人たちを魅了してきた。ザ・ペニンシュラホテルズにとって、初のヨーロッパ進出となる「ザ・ペニンシュラパリ」では、その伝統を継承しながらも、フランスの文化を取り入れ、“21世紀の宮殿”さながらの雰囲気をまとう。

ロケーションとして選んだのはパリの中心部、凱旋門に程近く、有名な美術館や高級ショッピング街まで徒歩圏内という好立地。

かつてそこは1908年にマジェスティックホテルとして建設され、40年間にわたり世界の著名人や文化人に愛されてきた。その後1946年からはユネスコ本部、1958年から2009年まではフランス外務省の国際会議場として使用。1928年にはアメリカ人作曲家、ジョージ・ガーシュウィンが『パリのアメリカ人』を作曲し、1973年にはベトナム戦争を終結に導いた「パリ協定」がサインされたという由緒ある建物だ。

今回のオープンにあたっては、オスマン様式とネオクラシック様式が融合した美しい外観はそのままに、現代的なテクノロジーを取り入れるとともに、緻密なリノベーションによって、建物にふさわしいエレガントな雰囲気の空間を出現させた。さらにヴェルサイユ宮殿やルーヴル美術館の修復も手がけたフランス屈指の職人たちの手により、何百年も前からつづく伝統的な技法をもちいて、外観も細部にわたりその輝き、美しさを取り戻している。

ザ・ペニンシュラパリ

ザ・ペニンシュラパリ

ザ・ペニンシュラパリ

7階建てのザ・ペニンシュラパリは、パリ有数の豪華さを誇る34のスイートルームを含めた全200室の客室を用意。いずれの客室もパリ市内では稀に見るほどの広さを誇る。さらに、専用の屋上庭園が配されたテーマスイートも用意され、現代のラグジュアリートラベラーを魅了するにふさわしい空間となっている。

パリ独特の雰囲気をそのまま取り入れた、ラッカー仕上げの家具と柔らかなグレーとオフホワイトの色合いが特徴の客室には、厳選した美術工芸品や調度品を配置。そこに世界最先端のテクノロジーを備えているのがザ・ペニンシュラパリの真骨頂だ。各レストランのメニューや、ホテルのサービスをワンタッチで見ることができる「インタラクティブデジタルタブレット」が用意されているほか、広いドレッシングルームや大きな荷物棚、ネイルドライヤーなども完備している。

ザ・ペニンシュラパリ

ザ・ペニンシュラパリ

ザ・ペニンシュラパリ

レストランは中国料理「リリ」や、最高級のフランス料理を味わえるコンテンポラリー・フレンチ・キュイジーヌ「ロワゾー・ブラン」をはじめ、個性豊かな6つのレストランを展開。ホテルの随所には、国際的なアーティスト、ベン・ヤコバー氏や、スペインの著名な彫刻家、ハビエル・コルベロ氏の作品をはじめとするコンテンポラリーなアートが彩られている。

フランスが誇る文化と歴史を感じるとともに、ザ・ペニンシュラホテルズが誇るホスピタリティと極上の時間を楽しめるザ・ペニンシュラパリ。パリでの滞在をより有意義にしてくれるホテルの誕生だ。

ザ・ペニンシュラパリ
19,Avenue Kléber,75116 Paris,France
www.peninsula.com/paris/jp
宿泊料金|通常価格=スーペリアルーム 1095ユーロ~、スーペリアスイート 2395ユーロ~
オープニング特別プラン(2014年8月1日~31日)=アヴァン・プルミエ 695ユーロ~、デビュー 750ユーロ~
開業日│2014年8月1日(金)

           
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