コンパクトSUV「エコスポーツ」上陸|Ford

コンパクトSUV「エコスポーツ」上陸|Ford

CAR NEWS

Ford ECOSPORT|フォード エコスポーツ

グローバルモデルの第4弾

コンパクトSUV「エコスポーツ」上陸

フォード・ジャパンが5月31日から導入を開始するコンパクトSUV「エコスポーツ」は、フォードが現在推し進めている「One Ford」戦略のもとで開発されたグローバルプロダクトの第4弾だ。これまでにないBセグメントのSUVというキャラクターは、世界中で巻き起こるクロスオーバー/SUVブームの中でもきらりと光る存在感をもっている。

Text by SAKURAI Kenichi

使えるコンパクトSUV

BセグメントのあたらしいラインナップとしてくわわったフォードのコンパクトSUV「エコスポーツ」は、日本でも販売されている「クーガ」や「フォーカス」、そして今年導入を開始した「フィエスタ」につづくラインナップであり、約100ヵ国で販売するグローバルモデルである。

フィエスタ同様、“Bカー プラットフォーム”をベースに開発されたエコスポーツは、全長×全幅×全高が4,195×1,765×1,655mmと、かなりコンパクトに仕上げられている。フォードのベストセラーSUVである「エクスプローラー」、クローバルモデルであるクーガと、そして今回登場したエコスポーツと、フルサイズ/ミドルサイズ/コンパクトサイズまで、ほぼすべてのセグメントをカバーするラインナップが出そろった。

ちなみに全長の比較では、エコスポーツと一番大きなエクスプローラーでは825mm、クーガとは345mmの差になる。比較でいえば、ちょうどおなじコンパクトSUVとしてライバル視されるプジョー「2008」やルノー「キャプチャー」、そして「ミニ クロスオーバー」など、4メートル前半のBセグメントSUVやクロスオーバーモデルとサイズ感は重なる。

エクステリアは、コンパクトカーのサイズにSUVとしての機能性や走破性にくわえ、道具としてのタフなイメージを凝縮。大型の台形をモチーフとしたフロントグリルをそなえたフロントフェイスは、フォードの新世代デザインキューである「ニュー グローバル デザイン ランゲージ」と名付けられた、これまでの「キネティックデザイン」をさらに進化させたものだという。金属の塊を削りだしたようなソリッドなイメージと、ボディにたいして大きめな205/60R16サイズのタイヤを四隅に配置した踏ん張り感のある安定したフォルムは、小さいながらも見応えあるものだ。

一見すると、リアゲートに開口のためのレバー類は見当たらないが、実際には右側のリアコンビネーションランプと一体化した巧みなデザインでレバーが組み込まれている。また、フルサイズのスペアタイヤをそのリアゲートに備えたところも今となっては逆に新鮮で、誰が見てもSUVらしいタフな印象に終始する。こうした細部にまで至るこだわりやSUVとしての演出も、フォードの進化したデザインの証といえそうだ。