次期ディスカバリーを示唆するデザインコンセプト|Land Rover
CAR / MOTOR SHOW
2015年1月20日

次期ディスカバリーを示唆するデザインコンセプト|Land Rover

Land Rover Discovery Vision Concept|ランドローバー ディスカバリー ビジョン コンセプト

あたらしいディスカバリーのデザインを示唆するコンセプト

ジャガー ランドローバーは、4月16日のプレスデイを皮切りに開催されるニューヨークオートショーにおいて、次世代の「ディスカバリー」を示唆するコンセプトモデル「ディスカバリー ビジョン コンセプト」を公開すると発表した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

アイコンを残しつつもあらたなデザインへ

2014年のジュネーブモーターショーにおいて次期モデルの開発があきらかにされていた、新型ディスカバリーのデザインスタディが、4月中旬に開催されるニューヨークオートショーで登場する。その全体像はまだ姿をあらわさないものの、一部がティザームービーとして公開されている。

1989年の登場当時は入門モデルとして、そしていまは「イヴォーク」や「フリーランダー」といった弟ができ、ランドローバーのSUVとしては中堅どころとなるディスカバリー。現行型は2009年に登場した第4世代にあたり、最新の2014年モデルでは、3リッターV6スーパーチャージドのダウンサイジングエンジン採用による大幅な燃費の向上や、新型「レンジローバー スポーツ」譲りのハイテク装備化をはたしている。

今回公開されたティザー動画では、エクステリアが現在の水平垂直基調のボクシーなものから、丸みを帯びたフロントの傾斜、前方にスラントしたCピラーなどに流れるようなデザインが取り入れられている。いっぽうで荷室部分のルーフが一段高く見えるようなデザインといったところに、ディスカバリーとしてのアイコンもしっかり残されているようだ。

インテリアでは、3座リアシートが独立して可動するユーザービリティの高さや、大きなディスプレイがそなわるセンターコンソールが見てとれる。コントローラーは2個のローターリー式もののみであり、全体的にシンプルかつクリーンにまとめられている。

新型ディスカバリーのデザインをうらなう、初めてのスタディモデルは、間もなくニューヨークオートショーでデビューする。

           
Photo Gallery