トヨタがワイヤレス充電の実証実験をスタート|Toyota

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トヨタがワイヤレス充電の実証実験をスタート

トヨタ自動車は、ケーブルを使用せずに充電ができる非接触充電システムを開発。2013年2月下旬から実証実験を開始し、実用化を目指す。

Text by YANAKA Tomomi

伝送効率のロスがすくない磁界共鳴方式を採用

プラグインハイブリッド(PHV)やEVなどの増加の予想にあわせてトヨタが開発を進めているワイヤレス充電システム。すでに携帯電話や電動歯ブラシをはじめ、さまざまな小電力機器では実用化されており、自動車への導入機運も高まっている。ボルボが研究をおこなっている話題も先日お伝えしたとおり、各社が研究を重ねている分野だ。

トヨタが開発した充電システムは、地面に設置したコイル(送電側)と車両に設置したコイル(受電側)のふたつのコイルのあいだにある磁界の共鳴現象を利用して、電力を伝送する磁界共鳴方式。

この方式にすることで、送受電コイル間の位置のずれや高低差などによる、伝送効率のロスを少なくできるという。

今回の実験車両には「プリウスPHV」を利用。充電には、2kWの出力で、約90分かかるという。

あわせて充電に最適な位置をあわせるための駐車支援機能をあらたに開発。自動で車庫入れや縦列駐車をおこなう「インテリジェントパーキングアシスト」機能と協調することで、より簡単かつ正確に充電位置を合わせることが可能となった。

実証実験は、愛知県内にあるPHVオーナー宅で車両3台を使い、1年間にわたり実施。今後は日常的な使用での駐車位置ズレ量の分布や充電頻度、タイマー充電の利用など、実用化に向けてさまざまな角度から検証がおこなわれる。