4シリーズ グランクーペ発表|BMW

4シリーズ グランクーペ発表|BMW

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BMW 4 Series Gran Coupe|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ グラン クーペ

4シリーズ グランクーペ発表

BMWは、3月に開催されるジュネーブモーターショーでのワールドプレミアを予定する「4シリーズ」の4ドアクーペモデル版、「4シリーズ グランクーペ」の概要を発表した。

Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)

第2のグランクーペ

3シリーズ クーペ」の後継モデルとして、昨年のデトロイトモーターショーで登場した「4シリーズ」に、はやくも4ドアクーペモデル版となる「4シリーズ グランクーペ」が登場。今回、その詳細が明らかにされた。4シリーズとしては、「4シリーズ カブリオレ」に続く、第3のモデルとなる。

BMWが“グランクーペ”と命名したモデルは、先に登場した「6シリーズ」の4ドアクーペモデル版「6シリーズ グランクーペ」に続き、今回で2車種目。クーペならではのスポーティなボディラインをそのままに、後席への利便性を高めた点が最大の特徴だ。

ボディサイズは、全長4,638mm、全幅1,825mm、ホイールベース2,810mmとクーペモデルとおなじ。フロントのドアを短くすることで、4ドア化を実現し、全高は後席のヘッドクリアランス確保のため12mm高められ、1,370mmとなった。また同時にルーフラインも112mm後退させたことで、クーペらしいスタイルを保つことに成功している。

またトランク容量はクーペと比べ、35リットル増えた480リットルを確保。リアシートは40:20:40の3分割可倒式となり、シートを倒せば最大1,300リットルの室内容量となる。さらにセダンにはないハッチゲートを採用した点も、デザイン上の大きな特徴のひとつだ。

搭載されるエンジンも現行の4シリーズとおなじで、ガソリンエンジンは3種を用意。フラグシップモデルとなる「435i Gran Coupe」には、3.0リッター直列6気筒ガソリンターボで、最高出力225kW(306ps)、最大トルク400Nm(40.8kgm)。「428i Gran Coupe」には、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボで、最高出力180kW(245ps)、最大トルク350Nm(35.7kgm)。

そしてエントリーグレードとなる「420i Gran Coupe」には、先頃日本でも発表されたばかりのクーペモデル「420i」とおなじ、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボを搭載し、最高出力135kW(184ps)、最大トルク270Nm(27.5kgm)を発揮する。

いっぽう、ディーゼルエンジンは2種がラインナップ。「420d Gran Coupe」は、2.0リッター直列4気筒ターボで、最高出力135kW(184ps)、最大トルク380Nm(38.7kgm)。「418d Gran Coupe」は、2.0リッター直列4気筒ターボで、最高出力105kW(143ps)、最大トルク320Nm(32.6kgm)となる。もちろんすべてのエンジンでEU6の排ガス基準を満たしている。

組み合わされるトランスミッションは、全車ともに6段マニュアル、もしくは8段スポーツオートマチックが用意され、駆動形式はFRが標準となるが、4輪駆動のxDriveを搭載した「428i xDrive」「420d xDrive」もオプションとしてラインアップされる。

0-100km/h加速は、3.0リッター直列6気筒ガソリンターボを搭載する「435i」が5.1秒なのに対し、おなじエンジンを搭載する「435i Gran Coupe」は5.2秒と、ドアが2枚増えた分だけやや劣る、がその差は僅か。俊足であることには変わりはない。

エクステリアの仕様は、現行4シリーズとおなじく、スポーティさを強調する「SPORT」、エレガントな「Luxury」、そしてMスポーツサスペンションやMエアロダイナミクスパッケージを採用する「M Sport」も設定される。

インテリアも、クーペとほぼ変更点はない。リアシートは前述のように、全高を上げた分だけ、居住性は格段に上がっている。4ドアクーペとしては十分な広さだろう。機能装備面でも、最新のBMWのラインナップにならない、レーダーやカメラを駆使しドライバーの運転を支援する前車接近警告機能や、車線逸脱を警告するレーンディパーチャーウォーニングを包括する「ドライビング・アシスト」を標準装備。通信回線を使い、クルマやスマートフォンなどと情報を繋ぐ最先端テレマティックサービス「BMWコネクテッド・ドライブ」にももちろん対応する。

クーペのようなスポーティーなクルマが欲しいけど、4ドアセダンの使い勝手も捨てられない、ついでにコンパクトならなお良し。という、欲張りなオーナーにとっては、4シリーズ グランクーペは、あらたな選択枠の一つとなることだろう。