DESIGNTIDE TOKYO 2011|CASA特集|80年代生まれのクリエイターに注目

DESIGNTIDE TOKYO 2011|CASA特集|80年代生まれのクリエイターに注目

7年目を迎えた、デザインの最先端に触れられる一週間

メイン会場の東京ミッドタウン・ホールに登場する新進気鋭

80年代生まれのクリエイターに注目!

「デザインタイド トーキョー 2011」の開催まで約1週間。今年は「TIDE Exhibition」「TIDE Market」「TIDE Extension」「TIDE Focus」「TIDE Table」と5つのコンテンツを携え、さらなるグレードアップが図られる。特集2回目は、みずみずしい感性により、メイン会場をあらたな息吹で盛り上げる若手に注目。なかでも独特なアプローチをみせる1980年代生まれの5組(人)をフィーチャーする。若手だからこそできること、若手にしかできないこと、あらたなクリエイションに期待が高まる。

Text by OPENERS

将来有望な若手クリエイターを「デザインタイド トーキョー 2011」で識る

DESIGNTIDE TOKYO 2011|若手クリエイター 02

mute|tartan
見慣れた金属製のバスケット。見慣れたチェック柄。見慣れたものが重なって、少し見慣れないものになった。でも、私たちは頭のどこかでそれを記憶している。ありそうでなかった、懐かしくもあたらしいものが、人びとの心を強く打つのだという思いのもと誕生したという。ユニット名の「mute」は「音がない」という意味をもち、静かで存在感のないものを想像させる。そこに静けさがあることで、より多く伝わっていることやいつもよりも心が動かされることがあるのだ。

mute|ミュート
イトウケンジ(1983年生まれ)とウミノタカヒロ(1981年生まれ)により、2008年に結成。ともに2007年桑沢デザイン研究所卒業。静かでありながらも生活のなかでたしかな存在になっていくものを目指し、幅広く活動している。
http://www.mu-te.com/

PINTO|hollow stool / re_light
ふたりのデザイナーからなる「PINTO / ピント」は、 デザインをするうえでユーザーや製造に携わる人びとにデザインの意図を伝えることを非常に大切なことと考えている。しかし、デザインには言語化や数値化が難しい側面があり、そういった言葉にできない部分にこそ、デザインのもつ力を感じるという。
伝えることが難しくとも、ひとりの生活者として素直に感じた思いを突き詰め形にしていきたいと考える彼ら。今回は「like it」というテーマのもと、作品を制作した。

PINTO|ピント
引間孝典 (1983年生まれ)、鈴木正義 (1982年生まれ)により2008年に結成。DESIGNTIDE TOKYO 2008出展、DESIGNEAST 00出展、DEISGNTIDE TOKYO 2009出展、TOYAMA DESIGN WAVE 2010招待デザイナーとして参加。
http://pinto-design.jp/

DESIGNTIDE TOKYO 2011|若手クリエイター 05

un-do design|HANGER tree/ katan-koton
「ハンガーツリー」=部屋のなかに散らかった洋服とハンガー。それを全部繋げて1本の樹をつくる。樹の枝が伸びれば伸びるほど、デザイン的機能を果たし、さらには空間とインタラクティブに交わるアート表現へとその可能性は広がっていく。

「カタン・コトン」=箱が転がって形を変えていく。遊ぶことでつくられていくデザイン。江戸時代からある日本の玩具からインスピレーションを受け、それを再構築。歴史の力を借りることで、想像を超えるデザインが生まれた。

un-do design|アンドゥ デザイン
木村靖隆(1982年生まれ)と松尾 塁(1983年生まれ)により2008年結成。原始的な素材や手法を用いることと、現代的な表現によって、わかりやすく、対話へと繋がるものづくりを目指し活動中。ディスプレイなども手がける。
http://www.undo-design.com/

DESIGNTIDE TOKYO 2011|若手クリエイター 06

北川大輔|トレランス
ものの意味はつねに揺れうごいて流れていく。
それはいままでも、そしてこれからも。
それが世界の豊かさだろうから。
柔軟な存在。揺れうごく機能。

北川大輔|KITAGAWA Daisuke
1982年 滋賀県生まれ。2005年 金沢美術工芸大学デザイン科製品デザイン専攻卒業後、家電メーカー勤務。11年「DAISUKE KITAGAWA DESIGN」としての活動を開始。
http://www.daisuke-kitagawa.com/

DESIGNTIDE TOKYO 2011|若手クリエイター 08

福田修平|ナイツオブラウンド
日時計をモチーフとした、自身が回転する時計によるインスタレーション。黎明期、時刻とともに変わる太陽の位置からその影で時を示す日時計。文明が発展し、ひとはテクノロジーによって光を手に入れ、また時間を知るのにもはや太陽を必要としない。これは回転をつづける装置。夜、部屋の照明を灯すとき、長く延びた影がおおよその時間を示す。夜の時間が、はじめてのようで懐かしい、あらたな表情をもちはじめる。悠久に流れる時。粛然と刻まれる円周状の夜。

福田修平|FUKUDA Shuuhei
1980年生まれ、山口県出身。東京を拠点に活動。「コシマタモツ」としてプロジェクトを展開。DESIGNTIDE TOKYO 2008“TIDE Exhibition”出展。
http://www.koshimatamotsu.com/

デザインタイド トーキョー 2011
会期|2011年10月29日(土)~11月3日(木・祝)
メイン会場|東京ミッドタウン・ホール
時間|10月29日(土)~11月2日(水)11:00~20:00/11月3日(木・祝)11:00~17:00 入場料|1500円(学生1000円)/1日 3000円(学生 2000円)/会期中3日 *学生割引は学生証提示の場合のみ
レセプション|10月28日(金)19:00~21:00 *invitationの方:無料/invitationをお持ちでない方 1500円(学生 1000円)
https://designtide.jp/