MOYNAT|伊勢丹新宿で「ル・モワナ トランクショー」を開催

MOYNAT|伊勢丹新宿で「ル・モワナ トランクショー」を開催

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MOYNAT|モワナ

パリの老舗トランクメーカーが日本初上陸

伊勢丹新宿で「ル・モワナ トランクショー」を開催

1849年に創業したパリの老舗トランクメーカー「MOYNAT(モワナ)」。11月27日(水)から12月25日(水)の期間で、伊勢丹新宿店にて「ル・モワナ トランクショー」が開催される。ハンドバッグをラグジュアリーなパリのパティシェリーに見立てた個性的なディスプレイで、その魅力を披露する。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

あたらしい時代を切り開いてきたトランクメーカー

19世紀後半以降、世界はあたらしいものを見ることへ貪欲になり、人々は旅に出るようになった。産業革命の影響はフランスにも波及し、蒸気機関車や自動車、さらには船での旅も楽しめるようになった。このような時代背景のなかで、「モワナ」はトランクメーカーとして活躍してきた。

18世紀中ごろ、のちにモワナの創始者となる、ポーリーヌ・モワナという南ヨーロッパ・サヴォワ出身の女性がパリへとやってきた。彼女は、当時フランスを席巻していたあたらしい時代の訪れに乗り、自分のビジネスを立ち上げることを熱望していた。職人たちとともに働きながら、トランクの製造に情熱を注いでいたポーリーヌは、これこそが自らの歩む道だと確信したという。

MOYNAT|モワナ 02

その後、18世紀からパリでトランク製造のビジネスを手がけていたクーラビエ兄弟とともに、その一歩を踏み出す。ポーリーヌの作るトランクは、万国博覧会などでいくつもの賞を獲得し、称賛の的となる。1854年には、ウォータープルーフのトランクを世に送り出し、当時の旅行家や探検家からはその堅牢性を絶賛された。

1869年、トランクメーカー「モワナ」の第一号店がオープン。ジョルジュ・オスマン男爵による都市改造計画が完了したあとのパリで、オペラ通りの一番地に店舗を構えたのだった。

自動車旅行、モーターショーなど、あらたな文化が到来するたびに、モワナはライフスタイルにフィットしたデザインを考案。モダンであることと古き良き職人たちの手仕事を尊重したトラベルグッズは、いつの時代も旅人たちにとって信頼のおける携行品として、愛されてきたのだった。

華やかな時代を経たのち、ブランドは休止していたが、LVMHのCEO、ベルナール・アルノー氏が、個人オーナーとしてモワナを現代によみがえらせた。2011年12月には、あらたなフラッグショップをパリにオープンした。

その伝統的なデザインは現代まで受け継がれている。復活したアイコンバッグのひとつ「レジェンヌ」は、その名が示すとおり、名女優ガブリエル・レジェンヌにちなんだモワナの代表的なアイテム。

上の映像作品「Parisian Promnade(パリジャン プロムナード)」は、今年制作された、レジェンヌにまつわるスペシャルムービーだ。美術館や劇場を巡り、ガブリエル・レジェンヌについてリサーチするという内容のこの作品では、パリの街の明かりがアールデコの世界のように映し出されている。

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「Petit Rejane(プティ レジェンヌ)」

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「Pauline(ポーリーヌ)」

現在デザインを担当しているラメッシュ・ナイールは、19世紀初頭に制作されたオリジナルから着想を得て、丸いスティールのクロージャーが付いたモダンバージョンのレジェンヌを生み出した。そのほかの傑作も、クリーンでピュア、そしてセンシュアルな質感をまとい、美しくよみがえったのだった。

新作とともに伊勢丹新宿でエキシビションを開催

11月27日(水)から1カ月にわたり、伊勢丹新宿にてエキシビション「ル・モワナ トランクショー」が開催される。これは、7月からパリのギャラリーラファイエットでおこなわれていたエキシビションの流れを汲むものであり、新作ハンドバッグをスイーツに見立てたユニークな展示をおこなう。

今回の展示で、日本初上陸となるモワナ。国内で直接販売をおこなう貴重な機会となるので、ぜひとも期間中に手にとっていただきたい。

ル・モワナ トランクショー
日程|11月27日(水)~12月25日(水)
場所|伊勢丹新宿本館4階 ウエストパーク/ラグジュアリー・ステージ
東京都新宿区新宿3-14-1
Tel. 03-3352-1111(代表)

モワナ
http://moynat.com

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