TOTOギャラリー・間|『犬のための建築展』いよいよ国内で開催!
DESIGN / ARCHITECTURE
2015年4月6日

TOTOギャラリー・間|『犬のための建築展』いよいよ国内で開催!

TOTOギャラリー・間|世界で活躍する13組の建築家とデザイナーが一挙集結

『犬のための建築展』いよいよ国内で開催!

グラフィックデザイナーの原研哉がディレクターとなり、世界的に活躍する13組の建築家とデザイナーを集めマイアミ、ロサンゼルスと開催してきた『犬のための建築展』。10月25日(金)~12月21日(土)まで、東京都・南青山のTOTOギャラリー・間にて開催される。

Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)

こんなにもかわいい建築!
『犬のための建築』は、グラフィックデザイナーの原研哉のディレクションのもと、犬の尺度で建築を捉えなおすことで、あらたな建築の可能性を模索する、犬と人間の幸福のための建築プロジェクト。2012年11月に公式サイトARCHITECTURE FOR DOGS をオープン。世界で活躍する建築家・デザイナー13組がデザインした『犬のための建築』13作品を、フリーダウンロード可能な設計図とともに公開した。

 
by MVRDV for ビーグル

by MVRDV for ビーグル ©Hiroshi Yoda

by 藤本荘介 for ボストンテリア

by 藤本荘介 for ボストンテリア ©Hiroshi Yoda

 

その後、実際の作品を展示する『犬のための建築展』として、2012年12月にマイアミの「Design Miami/」にて、最初の展覧会を開催。つづいて、2013年6月に、ロサンゼルスのロングビーチ・ミュージアムに開催ののち、このたび、国内初となる開催が東京・南青山の「TOTOギャラリー・間」にて、開催されることが決定した。

 

by 伊東豊雄 for 柴犬

by 伊東豊雄 for 柴犬 ©Hiroshi Yoda

by トラフ建築設計事務所 for ジャックラッセルテリア

by トラフ建築設計事務所 for ジャックラッセルテリア
©Hiroshi Yoda

 

ディレクターの原研哉は、今回の企画のコンセプトを次のように語る。

「人間は人間の尺度で環境をつくってきました。人間工学という考え方は人間の身体を基軸とした環境形成のヴィジョンです。しかし、人間の傍らにたたずむ小さな犬たちを見ていると、そこに何かしら新たな建築の可能性を感じます。もしも犬の尺度で環境を仮想するとしたら、それはどんなものだろうかと」

建築家たちが考えた、犬のための建築。その尺度で提案されたスケール感を確かめに、ぜひ会場に足を運びたい。

ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築展

会期|2013年10月25日(金)~12月21日(土)

ディレクター|原研哉

参加作家|アトリエ・ワン、伊東豊雄、MVRDV、隈研吾、コンスタンチン・グルチッチ、

妹島和世、トラフ建築設計事務所、内藤廣、坂茂、藤本壮介、ライザー+ウメモト 、

原デザイン研究所、原研哉

開館時間|11:00~18:00(金曜日は19:00まで)

休館日|日曜日・月曜日・祝日

10月27日(日)、28日(月)、11月3日(日)、4日(月)は開館

入場料|無料

会場|TOTOギャラリー・間

東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F

※会場へのペットのご同伴はご遠慮ください

展覧会公式サイト

http://www.toto.co.jp/gallerma/ex131025/index.htm

ARCHITECTURE FOR DOGS

http://architecturefordogs.com/ja/

           
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