松浦俊夫|あたらしい1日のはじまりに聴きたい音楽
Lounge
2015年4月7日

松浦俊夫|あたらしい1日のはじまりに聴きたい音楽

松浦俊夫|from TOKYO MOON 8月5日 オンエア

狂騒の夜を駆け抜け、迎えたあたらしい1日のはじまりに聴きたい音楽

DJ松浦俊夫による、大人のための音楽番組『TOKYO MOON』。日曜の夜23:30から、InterFM 76.1MHzにてオンエア中です。世界中から選りすぐった“フレッシュ”な音楽や、大人の知的好奇心を刺激するトピックスをご紹介。ここではオンエアされたばかりの内容を振り返ります。アーティストについて深く掘り下げたり、関連した楽曲を紹介したり、さらにはその曲が購入できたりと、『TOKYO MOON』を目と耳で楽しむ連載です。今週はソロデビューを果たすクロマニオンのメンバー、金子巧をフィーチャーしてお届けします。

Text by MATSUURA Toshio

ライブで培われた“現場感覚”が評判に

アメリカ・ボストンで出会った大竹重寿(Drs/Per)、コスガツヨシ(G/B)、金子巧(Key)からなる3人組。ジャズ、ファンク、ハウス、ダブなど、ジャンルを超えたオルタナティブなダンス・ミュージックを、トリオというミニマムな編成ながら、最大級のグルーヴをもってアウトプットできるアーティスト、それがクロマニオン(cro-magnon)です。

写真はクロマニオンのメンバー(左から金子巧、大竹重寿、コスガツヨシ)

クロマニオン

cro-magnon / Riding the Storm -Version Idjut

作品もさることながら、ライブで培われた“現場感覚”が評判となり、国内外で着実にファンを増やしてきた実力派グループです。かくいうわたしも彼らのファンのひとり。2007年にジャズの名門、ブルーノート・レコードの楽曲をカバーするというコンピレーション・アルバム、『ブルーノート・ストリート』にToshio Matsuura Groupとして参加したとき、そのグルーブが欲しいがゆえに、彼ら3人をフィーチャーしたほどです。

メランコリックな世界

そんな大車輪の活躍を続けるグループのキーボード奏者、金子くんが自身初となるピアノのソロアルバムを発表することになりました。

普段は大音量のなか、いかに観衆を興奮させられるかを考えての演奏だとおもいますが、本作では鍵盤にひとりの音楽家として向き合い、本来好きであろうメランコリックな世界を展開しています。ときにやさしく、そして力強く紡ぎ出される旋律は聴く者の心に染みこんでいきます。

個人的には早朝、まだ街が動き出さないときに、コーヒーを入れながらゆったり聴きたいアルバムです。この夏をクールダウンするための1枚としてぜひ。

Takumi Kaneko / Unwind (video edit ver.)

REVIEW|TRACK LIST

★マークのついた楽曲をクリックすると、試聴・購入することができます。あらかじめ「iTunes」ソフトをインストールのうえ、お楽しみください。

01. Takumi Kaneko / Open The Galaxy (Jazzy Sport)
02. Junip / Head First (City Slang)
03. Kings Of Convenience / The Weight Of My Words - Four Tet Remix (Source)
04. About Group / All Is Not Lost -Bounce mix (Domino)
05. BADBADNOTGOOD / Hedron (BADBADNOTGOOD)
06. Hair Stylistics / Bonito's Body Disappeard Slowly (Corde)
07. The Heliocentrics+Mulatu Astatke / Dewel (Strut)
08. Ester Rada / Life Happens (Ester Rada)
09. M. Takara 3 / Rei Da Cocada (Kartel)
10. Kratos Himself / Remember (Jus Like Music)
11. Tame Impala / Sundown Syndrome (Modular)
12. Tommaso Cappellato & Astral Travel / Cosm'Ethic (Jazz re:freshed)
13. Ann Young & Yuji Ohno Trio / Speak Low (Nippon Columbia)


Takumi Kaneko 『Unwind』

Junip 『Junip』
Junip 『Junip』

Kings Of Convenience 『Versus』
Kings Of Convenience
『Versus』

About Group 「All Is Not Lost」
About Group 「All Is Not Lost」


Hair Stylistics 『Dynamic Hate』
Hair Stylistics 『Dynamic Hate』

The Heliocentrics+Mulatu Astatke 『Inspiration Information Vol.3』
The Heliocentrics+Mulatu Astatke
『Inspiration Information Vol.3』

Ester Rada 「Life Happens EP」
Ester Rada 「Life Happens EP」

V.A. 『Daora: Underground Sounds of Urban Brasil』
V.A. 『Daora: Underground Sounds
of Urban Brasil』


Kratos Himself 『A Town Called Imaginarium』
Kratos Himself
『A Town Called Imaginarium』

Tame Impala 「Sundown Syndrome」
Tame Impala
「Sundown Syndrome」

Tommaso Cappellato & Astral Travel 『Cosm'ethic』
Tommaso Cappellato &
Astral Travel 『Cosm'ethic』

Ann Young & Yuji Ohno Trio『As Well Be Spring』
Ann Young & Yuji Ohno Trio
『As Well Be Spring』


今週の「TOKYO MOON on iTunes」

これまでに紹介した楽曲のなかから、選りすぐったものをここで購入できます。気になった楽曲がすぐ入手できる喜びを味わってください。今回はクロマニオンと彼らが参加してくれた前述したプロジェクトの楽曲をピック・アップしました。

楽曲をクリックすると、試聴・購入することができます。
あらかじめ「iTunes」ソフトをインストールのうえ、お楽しみください。

cro-magnon/ Riding the Storm - Version Idjut  2012.4.1 ON AIR
Toshio Matsuura Group / Night In Tunisia  2010.2.7 ON AIR

大人のためのビーチハウス

今年も本格的な夏の訪れとともに開催されるイベントにDJとして参加します。子供から大人まで、湘南の夕陽とともに音楽を楽しめるライヴ・イベントとして10年にわたって開催され、いまやご当地名物ともいえる「FreedomSunset(フリーダム・サンセット)」。8月11日には、プロデューサーのShibaによるフリーエントランスのラウンジ・ビーチパーティが、舞台を江ノ島から逗子海岸へと移して開催されます。広がる夏の海を前に繰り広げられる音楽のセッションを、ビーチハウスのHappy Go Lucy名物の「手ぶらでBBQ」とともに楽しんで下さい。わたしもDJとして参加します。

Happy Go Lucky 逗子
日程|8月11日(日)
時間|15:00~20:00 ※イベントは20:00に終了、閉店は20:30
入場料|無料
ゲストDJ|松浦俊夫、VENUS・KAWAMURA YUKI(shibuya OIRAN)、DJ Milk
ホストDJ|shiba@FreedomSunset haraguchic (DAWD / FFF)
※BBQの事前予約で席が確保できます(BBQの利用時間は3時間まで)

http://happygobeach.com/

松浦俊夫『TOKYO MOON』

毎週日曜日23:30~24:30 ON AIR
Inter FM 76.1MHz

『TOKYO MOON』へのメッセージはこちらまで
moon@interfm.jp

Inter FM 76.1MHz
www.interfm.co.jp

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