電気で駆動するSUV ディフェンダー 試験運用へ|Land Rover

電気で駆動するSUV ディフェンダー 試験運用へ|Land Rover

CAR NEWS

Land Rover Electric Defender|ランドローバー エレクトリック ディフェンダー

あらゆる地形を走破するEV

電気自動車のディフェンダーが実証実験へ

ランドローバーは英国 コーンウォール州にある熱帯の自然環境を人工的に生み出す環境施設「エデン プロジェクト」で、ジュネーブモーターショーに登場した「エレクトリック ディフェンダー」の実証実験を開始した。

Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

EVでもヘビーデューティー

オールアルミニウムプラットフォームの採用、ハイブリッドモデルの開発と、ランドローバーは低環境負荷の全地形全天候対応ビークル量産にむけて前進しているが、今回発表した電動「ディフェンダー」こと、「エレクトリック ディフェンダー」は、その一環としての研究車両だ。

実験では60人が乗れる、4量編成12トンの列車を引っ張って、斜度6度の坂を軽々と上り下りしたという。

英国コーンウォール州にあるエデン プロジェクトは、熱帯や温暖な気候を人工的に再現したバイオドームに、さまざまな植物が生きる施設で、観光地となっている。

このエデン プロジェクトがある土地は、丘のようになっており、来場者は丘の上にある駐車場から丘の下にある入り口までを登り降りする必要があるのだが、エレクトリック ディフェンダーは今後、この間で、来場者の乗った列車をひっぱって、ひとびとを運ぶ仕事をするものとおもわれる。

Land Rover Electric Defender|ランドローバー エレクトリック ディフェンダー
Land Rover Electric Defender|ランドローバー エレクトリック ディフェンダー

50マイル(約80km)の走行可能距離とリザーブで12.5マイル(約20km)分の容量をもつという、リチウムイオンバッテリーをつかって、8時間の低速オフロード走行が可能という、このエレクトリックディフェンダー。

ランドローバーならではの「ヒルディセンドアシスト」には、回生ブレーキが組み込まれることもあって、1日の開演から閉園まで、充電を必要とせず、閉園後、フル充電に要する時間は、通常10時間、急速充電であれば4時間だという。1日の電気代はわずか2ポンド(約300円)だ。

駆動方式は4WDであり、テレインレスポンスはEV用にアレンジされている。最高速度は70mph(約112km/h)。

ランドローバーによれば、おなじ道を繰り返し登り降りするという仕事は、将来のEV開発にむけた、実地データの収集に、おおいに適しているという。