DOMMUNEとレクサスによるコラボが実現|Lexus
CAR / NEWS
2015年4月7日

DOMMUNEとレクサスによるコラボが実現|Lexus

Lexus IS|レクサス IS

DOMMUNEとレクサスによるコラボが実現

New ISの運転席から3Dマトリックスステージを演出

DOMMUNEとレクサス「New IS」によるコラボレーションが実現。東日本大震災チャリティライブイベント「FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013」を舞台に、「New IS」の運転席からコントロールできる、一夜限りの3Dマトリックスステージが出現した。

Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)Photographs by SUGITA masanori(niiiyan)

“世界のTOMITA”こと、冨田勲氏も登場

千葉・幕張メッセを会場に7月13日、東日本チャリティライブイベント「FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013」が開催された。総勢91組のアーティストが出演し、会場には1万5,000人が来場。USTREAMによるライブ視聴者は138万人を記録した。

このイベントを率いるグラフィックデザイナーの宇川直宏氏は、2010年にライブストリーミングサイト&スタジオ「DOMMUNE(ドミューン)」を開設。2011年の東日本大震災を受け、定期的に被災地支援のフェスを開催している。

今回、そんなDOMMUNEとレクサス「New IS」によるコラボレーションが実現。巨大立体スクリーンに投影される3Dプロジェクションマッピングを、会場内に設置されたレクサスの新型ISの運転席から観客自らが操作できるという、ユニークな仕掛けが用意された。そのイラストレーションを手がけたのは、いま世界的に注目を集めるクリエイティブカンパニー「ライゾマティクス」だ。

Lexus|レクサス 02

Lexus|レクサス 04

Lexus|レクサス 05

ステージ中央に設置されたクルマに乗り込めば、目の前に広がるのはメイン会場の巨大スクリーン。ステアリングの動きは映像と完全にシンクロし、約2分間のバーチャル試乗へとトリップ。ゲーム的要素もくわえられており、それはまるで巨大なゲームセンターのようなイメージだ。映像にあわせてうまく照準を合わせれば、車内には“AMAIZING”の声が響き渡り、一気に高揚感に襲われる。アトラクションの後には、自分だけのオリジナルムービーも配信され、みんなでその体験を共有することも。

当日は、TOWA TEIのライブをはじめ、天台宗名誉住職にして小説家の瀬戸内寂聴のトークショー、そしてNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の劇伴を担当している大友良英による「大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンド」の演奏も披露。

Lexus|レクサス 06

Lexus|レクサス 07

イベントのハイライトは、日本エレクトロニックニュージック界の始祖である“世界のTOMITA”こと、冨田勲氏によるライブパフォーマンス。電磁波が太陽の黒点の影響を受け引き起こされる自然現象「ドーンコーラス」を利用した電子音楽ショーは、宇宙をも巻き込み、まるで深い森の小鳥たちが、いっせいに夜明けを迎える喜びをさえずりあうような壮大なメロディー。

DOMMUNEとレクサス「New IS」による一夜限りのコラボレーションは、激しいダンスビートと軽やかなトークイベント、そして圧倒的なライブパフォーマンスと、目眩くサウンドの世界に包まれ、熱気覚めやらぬまま幕を閉じた。

           
Photo Gallery