マセラティとオーディオの関係|Maserati
CAR / NEWS
2014年12月4日

マセラティとオーディオの関係|Maserati

MASERATI Quatroporte GT S|マセラティ クアトロポルテ GT S

なぜマセラティはBowers&Wilkinsを搭載するのか?

いよいよ、6月よりデリバリーが始まるマセラティの新型「クアトロポルテ」と、英国のスピーカーブランドBowers&Wilkinsとのコラボレーション披露イベント「Seven Notes ワールドツアー」が、 5月23日(木)に表参道のRギャラリーで開催された。

Text & Photographs by OKADA Kazuyuki(OPENERS)

マセラティサウンドは500回転ごとにちがう

先日、ジャパンプレミアの様子をお伝えした、マセラティの新型「クアトロポルテ」。オーディオのパートナーシップとして英国のスピーカーブランドBowers&Wilkinsが選ばれたことは、昨年のワールドプレミアで発表されていた。両社がタッグを組んだ理由は、「品質を第一に考え、外観にこだわった製品づくりをおこなっている事が、理念として合致したため」だという。

このコラボレーションを表現するべく、いま、世界規模でお披露目イベントが開催されている。ドバイ、中国(北京・上海)、東京とつづき、
今後は、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンが舞台となる。このイベントの
サウンドプロデューサーは、「ビョーク」や「U2」に楽曲提供をおこなったハウィーB氏。新型クワトロポルテのエンジン音に、2,500回転から5,500回転まで、500回転ごとに音階があることを発見し、7段マセラティの階の音としてそれぞれをサンプリング。その音源をもとに楽曲を制作し、イベントで新型「クアトロポルテ」のイメージ映像に合わせ、披露した。

Seven Notes|マセラティとBowers&Wilkinsのコラボレーションイベント

ドアに配置されたBowers&Wilkins製スピーカー

Seven Notes|マセラティとBowers&Wilkinsのコラボレーションイベント

エンジンサウンドを元に制作した音楽を披露するハウィーB氏

Bowers&Wilkinsのスピーカーで構築された「プレミアムサウンドシステム」は、ダッシュボード、ドア、リアシェルフなど、絶妙にレイアウトされた15個のスピーカーと、それを駆動する1,280Wのアンプで構成されている。車内の空間を丹念に研究した音源レイアウトにより、上質な音響空間を実現したとのことだ。新型クアトロポルテのエンジンサウンドに、上質な音響空間もくわえる「プレミアムサウンドシステム」をオプション設定するのに必要な価格は、42万円だ。
spec

MASERATI Quatroporte GT S|マセラティ クアトロポルテ GT S
ボディサイズ|全長5,262×全幅1,948×全高1,481mm
ホイールベース|3,171 mm
トレッド 前/後|1,634 / 1,647 mm
トランク容量(VDA値)|530 リットル
重量|1,900 kg
エンジン|3,798cc V型8気筒ターボ
最高出力|390kW (530ps)/ 6,500-6,800 rpm
最大トルク|710Nm / 2,250-3,500 rpm
トランスミッション|8段オートマチック
駆動方式|FR
サスペンション 前/後|ダブルウィッシュボーン / 5リンク
タイヤ 前/後|245/40 ZR20 / 285/35 ZR20
ブレーキ|ベンチレーテッドディスク
最高速度|307km/h
0-100km/h加速|4.7秒
価格|1,690万円
※Bowers&Wilkinsのスピーカーを使用した「プレミアムサウンドシステム」は42万円のオプション

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