スクーデリア フェラーリ90周年を記念した特別展|Ferrari

スクーデリア フェラーリ90周年を記念した特別展|Ferrari

モデル名に創業者の名を冠したエンツォ フェラーリ

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Ferrari|フェラーリ

スクーデリア フェラーリ90周年を記念した特別展を開催

フェラーリは、スクーデリア フェラーリが今年90周年を迎えるのを記念し、イタリア・マラネロのフェラーリ ミュージアムで「90周年展」を開催。数かずの伝説的なクルマの展示でアニバーサリーを祝う。

Text by YANAKA Tomomi

歴史的モデルが語る90年の道のり

1929年、エンツォ・フェラーリにより設立された「スクーデリア フェラーリ」。当初はアルファロメオの車両を使用していたフェラーリが多くの名車をつくり、あまたのレースを勝ち抜いて現在に至るまでの90年の歴史を車両でたどる企画展をマラネロのフェラーリミュージアムで開催している。

展示されるのは1932年のル・マンに“Prancing Horse(跳ね馬)”のバッジを掲げて初参戦した「アルファロメオ 8C 2300スパイダー」から、昨シーズンにセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがドライブした「SF71H」までの、記憶に残り、歴史を証明するクルマたち。

この2台の時間的隔たりを埋めるのは、シングルシーターという共通点。そのなかには、1952年と1953年にアルベルト・アスカリが世界タイトルを2年連続で獲得した「500 F2」をはじめ、ファン・マヌエル・ファンジオが4度のタイトルを獲得した「D50」、ミハエル・シューマッハが2004年に6連勝を含むシーズン13勝を果たしたマシン「F2004」などへと続いていく。

2013年にデビューしたラ・フェラーリ(手前)と、そのモデルをベースにサーキット専用モデルとして仕立てられたFXX K(奥)。

1987年に創業40周年を記念し製作されたF40。

「90周年展」と同時に「ハイパーカー展」も開催される。数少ないクライアントしか所有することができないものの、フェラーリの技術的進歩を加速する存在となったハイパーカーには、あらゆるニューモデルをその時代のベストモデルに仕上げようとするエンツォ・フェラーリ個人の哲学が反映されているという。

なかには1984年の「GTO」や、フェラーリ40周年記念モデルとしてつくられ、現代のハイパーカーの祖ともいえる「F40」も展示。さらに、ミハエル・シューマッハが開発に参加し創業者に捧げられた2002年の「エンツォ・フェラーリ」、はじめてのハイブリッドモデルで2013年に発表された「ラ・フェラーリ」など多くの名車が並ぶ。

また会場には、フェラーリに造詣の深いクライアントが車両をカスタマイズするために訪れるフェラーリ スタイルセンターを再現。カラーパレットやファブリックのスウォッチ、レザーサンプルなどテーラーメイド プログラムも見ることができる。

フェラーリの足跡をたどる旅。「90周年展」と「ハイパーカー展」はフェラーリ ミュージアムで2020年5月まで開催される。