名車の血をひく新型アルピーヌ「A110」に試乗|Alpine

名車の血をひく新型アルピーヌ「A110」に試乗|Alpine

CAR IMPRESSION

Alpine A110|アルピーヌA110

ラリー界を席巻した名車の血をひく新型アルピーヌ「A110」に試乗

オリジナルA110のノウハウが息づいている (3)

飛ばさなくても楽しいスポーツカー

サーキットを終えて気づいたことだが、フラットなア路面はもちろん、大きくストロークしても接地面の変化が起きにくい前後ダブルウィッシュボーンサスは、むしろ一般道でそのメリットを強く感じられた。WRCやモンテカルロといったラリーで活躍したオリジナルのA110とメカニズム的に同じ部分はないながらも、そのノウハウは健在だと思われる。

ラリー界を席巻した名車の血をひく新型アルピーヌ「A110」に試乗 12
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とはいえ共通の部分もある。開発陣は低重心化だけでなく、ドライバーのヒップ位置に重心をもってくることにこだわったという。ゆえに、交差点を90度に曲がる程度でも、背骨を軸にノーズがクルリと巻き込むような感覚が得られる。回転半径は5.4メートルと決して小さくないのに、素晴らしくコンパクトなスポーツカーを操っている感覚に、ごくごく低速域から満たされるのだ。

ラリー界を席巻した名車の血をひく新型アルピーヌ「A110」に試乗 14
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スポーツカーとして逆説的だが、新生アルピーヌA110の魅力は、絶対的パフォーマンスだけを一義的に追及しなかったところ、そして饒舌きわまりないシャシー&ハンドリングにある。まるで相棒のような、スイートな一台となりそうな資質を秘めているのだ。

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Alpine A110|アルピーヌA110
ボディサイズ|全長 4,205 × 全幅 1,800 × 全高 1,250mm
ホイールベース|2,420 mm
重量|1,110 kg (ピュア)  1130kg(リネージ)
前後重量比|44:56
エンジン|1.8リッター 直列4気筒+ターボ
最高出力| 252ps/ 6,000 rpm
最大トルク|320 Nm / 2,000 rpm
トランスミッション|7段DCT
駆動方式|RR
サスペンション 前後|ダブルウィッシュボーン/コイル
ブレーキ 前後|320mmベンチレーテッドディスク
タイヤ 前|205/40R18
タイヤ 後|235/40R18
最小回転半径|5.8 メートル
燃費(JC08モード)|14.1 km/ℓ
価格|790万円-841万円

問い合わせ先

アルピーヌコール

0800-1238-110(9:00-18:00、年中無休)