BMWの最新オープン2シーター、新型「Z4」に試乗|BMW

BMWの最新オープン2シーター、新型「Z4」に試乗|BMW

CAR IMPRESSION

BMW Z4|ビー・エム・ダブリュー Z4

BMWの最新オープン2シーター、新型「Z4」に試乗

まさに言葉通りの“駆けぬける歓び”がある

2018年のペブルビーチ コンクール デレガンスでデビューした新型BMW「Z4」。1996年に登場した「Z3」も含めると4代目へと進化した最新のオープン2シーターに、モータージャーナリスト九島辰也氏がポルトガルの首都、リスボンで試乗した。

Text by KUSHIMA TatsuyaPhotographs by BMW

SUV全盛の昨今における2シーター ロードスター

およそ20年前、欧州メーカーが2シーターロードスターを盛んに開発していたのを覚えているだろうか。メルセデスが「SLK」を、ポルシェが「ボクスター」を、フィアットが「バルケッタ」なんかを次々とリリースした。いずれも1996、97年あたり。

そしてBMWが送り込んだのは「Z3」。アイルランド出身の俳優ピアース・ブロスナンが演じたジェームズ・ボンドがボンドカーに使ったことでも話題になったモデルだ。個人的にもこのクルマをベースにしたMロードスターを所有していたので思い入れは強い。とにかく、暴れ馬のようなクルマだったことを記憶する。

BMW Z4|ビー・エム・ダブリュー Z4
BMW Z4|ビー・エム・ダブリュー Z4

今回試乗したBMW「Z4」はその後継として誕生したもので、3世代目となるモデル。20年前とは違うSUV全盛の昨今において2シーター ロードスターは希少な存在だが、ニーズがあるのは確かということだろう。データを見てもSUVマーケットが増殖しているにも関わらず他のカテゴリーはシュリンクしていない。よってメーカーはそれに応えるように2シーター ロードスターを置き去りにせず、しっかり進化させているというわけだ。

新型Z4の国際試乗会は、ポルトガルの首都リスボン近郊で、世界中からメディアを呼んで行われた。時は10月の終わり。西ヨーロッパ北部ではかなり寒くなっているが、さすがにポルトガルは温暖。雪の心配もないということで、ドイツメーカーはこの時期ここを頻繁に利用する。もちろん、オープンカーを走らせるのに気持ちがいい環境であるのは言わずもがなだ。