アウディがEVのGTモデル「e-tron GTコンセプト」を発表|Audi

アウディがEVのGTモデル「e-tron GTコンセプト」を発表|Audi

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Audi e-tron GT concept|アウディe-tron GTコンセプト

アウディ、EVの4ドアGT「e-tron GTコンセプト」を発表(2)

システム出力590psにより、100km/hまで3.5秒で加速

前後のアクスルに個別に搭載する永久磁石式同期電動機(PMモーター)は、システム出力434kW(590ps)を発生。前後のアクスル間に機械的なリンクがない電動式quattro四輪駆動システムを搭載し、前後だけでなく左右のホイール間の駆動力を調整することで最適なトラクションが得られるという。

動力性能は、100km/hまで3.5秒、200km/hまで12秒で加速する。一方、航続距離を最大化するため、最高速度は240km/hに制限。洗練された冷却システムにより熱で出力が制限されることはなく、連続してフル加速を繰り返すことができる。

Audi e-tron GT concept|アウディe-tron GTコンセプト
Audi e-tron GT concept|アウディe-tron GTコンセプト

必要な駆動エネルギーを供給するリチウムイオンバッテリーの容量は90kWh以上で、航続距離は新しいWLTPモードで400km超を公称。回生システムにより航続距離は最大で30パーセント伸ばすことが可能だ。

この回生モードは、シフトパドルのマニュアル操作によるものと、予測効率アシスト経由で自動的に起動する2つのコースティング回生、電気と油圧による減速をスムーズに移行するブレーキ回生の3通りの方式があり、0.3G以下の減速では電気モーターだけが担当する。従来型のブレーキを使用しないこの回生は、すべての減速パターンの90パーセントを占め、実質的に通常のブレーキ操作で常にエネルギーがバッテリーに戻されることになる。0.3G以上のブレーキングでは、通常のホイールブレーキも使用する。

Audi e-tron GT concept|アウディe-tron GTコンセプト
Audi e-tron GT concept|アウディe-tron GTコンセプト

e-tron GTコンセプトは800ボルトの充電システムに対応しており、充電時間を大幅に短縮。大容量バッテリーながらも、80パーセントに充電する時間はわずか20分で、その場合には320kmの走行が可能になる。充電は、左側フロントフェンダーのフラップに接続する充電ケーブルや、1次コイルを備えた充電パッドを施設した駐車フロアからのアウディ ワイヤレス チャージングによる非接触充電にも対応する。

2020年末にはe-tron GTコンセプトの量産モデルが登場し、初回のデリバリーは2021年初頭に行われるとアナウンスされている。