Calvin Klein|カルバン・クラインが初の短編映画「Provocations」を発表
FASHION / WOMEN
2014年12月24日

Calvin Klein|カルバン・クラインが初の短編映画「Provocations」を発表

Calvin Klein|カルバン・クライン

カルバン・クラインが初の短編映画「Provocations」を発表

カルバン・クライン社は、「カルバン・クライン コレクション」「ck カルバン・クライン」「カルバン・クライン ジーンズ」の2013年春のグローバルマルチメディア広告キャンペーンとして、ブランド初となる短編映画「Provocations」を公開した。

Text by KUROMIYA Yuzu

3つのブランドの個性をひとつに統一して見事表現

約10分におよぶ短編映画「Provocations」は、バロン+バロンの顧問クリエイティブ・ディレクターであるファビアン・バロンとカルバン・クライン社の社内グローバルマーケティング広告エージェントが協力してプロデュースし、カリフォルニアで撮影されたもの。雑誌キャンペーンと合わせて俳優のアレクサンダー・スカルスガルドとモデルのスヴィ・コポーネンが出演しており、洗練された構築的なセットを通し、暗くミステリアスな世界へ入り込む複雑な旅の登場人物として描かれている。

映画は、ファッションハウスであるカルバン・クライン社の象徴的なムードを想起させる3つのエピソードで構成され、オリジナルの統一されたナレーションにより3ブランドすべてを紹介している。
全体を通して、炎、空気、水のイメージが繰り返し使われ、各ブランドのデザイン美学に共通する自然との強い繋がりを強調。官能的で刺激的なビジュアルは、現代性、強い思想、あたらしい原理原則へのイノベーションというカルバン・クライン社のフィロソフィを捉えている。

また、この映画のサポートとして雑誌や屋外広告においても、統一ビジュアルを制作。世界中で大規模に展開されていくという。

「3つのブランドすべてをひとつのまとまったキャンペーン映画で見せることで、カルバン・クラインの総合的なビジョンを、意味深くインパクトある形で消費者に伝えることができます」と語るのはカルバン・クライン社最高経営責任者で社長のトム・マリー。「ブランドの相乗効果を強調し、カルバン・クライン社が提案する完璧なモダンライフスタイルを明らかにすることを目指しています」ともコメントしている。

YouTubeとYouKuにて公開中。

           
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