Cartier|SIHH 2013 新作ウォッチコレクション

Cartier|SIHH 2013 新作ウォッチコレクション

SIHH 2013|ジュネーブサロン特集

Cartier|カルティエ

“時計史に残る”ミステリー2部作を筆頭に傑作続々

待望の自社製機械式クロノグラフモデルもついに登場

1912年のミステリークロックの誕生から100年余。今年、カルティエがジュネーブサロン(SIHH)で発表した注目のタイムピースは、当時、“時計製造の奇跡”と呼ばれ絶賛された傑作「ミステリークロック」の仕組みを腕時計のムーブメントに用いた最新作2モデル。高度な技術力と豊かな創造力とともに想像を超えたあらたな時計を、いま再びカルティエが生み出した。

Text & Event Photographs by SHIBUYA Yasuhito

カルティエは世界最高のジュエリーメゾンであるとともに、いまスイス時計界で最高峰かつもっとも注目に値する時計メゾンである。ムーブメントの開発責任者キャロル・フォレスティエ=カザピ氏をはじめ、業界屈指の人材と開発製造体制を整え、2009年からは本格的に誰もがため息をつく珠玉のオート オルロジュリー コレクションをスタート。時計愛好家を魅了する圧巻の機械式時計コレクションを展開してきた。2013年のSIHHもそのクリエイションはほかのメゾンの追随を許さない。

ハイライトは何といっても複雑時計だ。そのなかでも注目すべきは、透明な空間に浮かんだ2本の針で時刻を知らせる1912年誕生のミステリー クロック、その歴史を継承し発展させた、ふたつのミステリーウォッチ「ロトンド ドゥ カルティエ ダブル ミステリー トゥールビヨン」と「ロトンド ドゥ カルティエ ミステリー ウォッチ」である。時計史にあらたな1章を付けくわえたこの傑作を、時計好きを自認する方はもちろん、そうでないひとにもぜひ自分の目で見てほしい。

また完全自社製ムーブメントを搭載し、男性に大人気のウォッチコレクション「カリブル ドゥ カルティエ」に、待望のクロノグラフ モデルがはじめて登場したことも大きなニュース。今後の展開がさらに楽しみなコレクションがまたひとつ増えた。さらに、23点のユニークピースをふくむ全41点で構成されるハイジュエリー コレクション「レズール ファビュルーズ ドゥ カルティエ」ほか、アイコン的存在であるタンクより「タンク アメリカン」の新作が発表されるなど、女性やアート好きには見逃せない傑作が揃う。

Cartier|カルティエ 08

Laziz Hamani © Cartier 2013

Rotonde de Cartier Double Mystery Tourbillon
ロトンド ドゥ カルティエ ダブルミステリー トゥールビヨン

メゾンの伝統と革新を凝縮した、超ミステリアスなトゥールビヨンウォッチ

文字盤中央下、時分針の下に設けられた透明な空間のなかに浮かんだフライングトゥールビヨンとトゥールビヨンケージが、どんな歯車とも繋がりをもたない姿で、静かに自転しながら時を刻む。宙に浮かんだ時針と分針、ふたつの針で時を表示する……。いまから101年前の1912年に誕生し、スペイン女王をはじめ当時のセレブリティを魅了した「ミステリー クロック」。そのミステリアスなアイデアとメカニズムをさらに進化・発展させたといえる、神秘的なトゥールビヨンの姿に思わず時を忘れる、時計史にあらたな一歩を刻む傑作だ。なおフライングトゥールビヨンは1分間に1回転、トゥールビヨンのケージは5分間で1回転する。

手巻き、プラチナケース、ギヨシェをほどこしたスレートカラー ガルバニック加工ダイアルにサンレイ シルバー仕上げのオープンワークグリッドの文字盤、ケースサイズ直径45mm、総パーツ数242個で完全自社開発製造のダブル ミステリー トゥールビヨン機構搭載のキャリバー9454 MCムーブメント、シースルーバック、30m防水。1529万8500円。今秋発売予定。


Cartier|カルティエ 11

Laziz Hamani © Cartier 2013

Rotonde de Cartier Mystery Watch
ロトンド ドゥ カルティエ ミステリー ウォッチ

100年以上の時を超え、腕時計として蘇った伝説のタイムピース

時と分を表示する2本の針、正確にはロジウム製の針をセットしたサファイア クリスタルの円盤を駆動させ、まるで針が宙に浮かんでいるようなミステリアスな時刻表示を特徴とする、カルティエの歴史的な傑作、ミステリークロック。1912年にルイ・カルティエと若き天才時計職人モーリス・クーエの共同開発で誕生した“時計製造の奇跡”を、最新の微細加工技術を駆使して機械式メカニズムではじめて実現した画期的なウォッチが登場。ムーブメントの面積の約58%が時刻表示のための4層構造のクリスタルの円盤で占められており、残りのスペースにこの円盤を約48時間も正確に駆動するメカニズムが収められている。

手巻き、18Kホワイトゴールドケース、ギヨシェをほどこしたスレートカラー ガルバニック加工ダイアルにサンレイ サテン仕上げのオープンワークグリッドの文字盤、ケースサイズ直径42mm、総パーツ数158個で完全自社開発製造のキャリバー9981MCムーブメント、シースルーバック、30m防水。491万4000円。今秋発売予定。


Cartier|カルティエ 01

Laziz Hamani © Cartier 2012

Calibre de Cartier Chronograph Watch
カリブル ドゥ カルティエ クロノグラフ ウォッチ

新開発・完全自社製機械式ムーブメントを搭載したクロノグラフ

完全自社開発製造の“マニュファクチュール”自動巻きムーブメント「1904 MC」を搭載し、カルティエ初の男性専用モデルとして2010年に誕生した「カリブル ドゥ カルティエ ウォッチ」。ローマ数字インデックスにレイルウエイ目盛をほどこしたインナーベゼル、左右に並べられた時分ふたつの積算計など、クラシックなスタイルにカルティエの卓越したセンスと伝統を備える。さらに今年、ムーブメントに最新の技術をほどこし、このコレクションについにクロノグラフが登場した。搭載されるムーブメントはもちろん新開発、完全自社製の「キャリバー 1904-CH MC」。コラムホイール、垂直クラッチ、線形リセットハンマー、精密な緩急針システム、耐久性を保証するセラミック製ボールベアリングを組み込むほか、革新的なラチェットシステムを備えた両方向回転式の自動巻きシステムを採用するなど、最新の技術が盛り込まれている。

自動巻き、ピンクゴールドケース、シルバー オパライン文字盤、ケースサイズ42mm、シースルーバック、100m防水、255万1500円。4月発売予定。


Cartier|カルティエ 17

Photo 2000 © Cartier 2012

Envol d’un Phœnix Watch
アンヴォル ダン フェニックス ウォッチ

文字盤上でフェニックスが華麗に輪舞する

メタモルフォーゼ(変容)をテーマに、メゾンの伝統ともいえる花や動物をモチーフにした今年のハイジュエリー ウォッチコレクション「レズール ファビュルーズ ドゥ カルティエ」のなかの逸品。昨年2012年に登場した、パンテール(豹)のモチーフに代わって、永遠の生命を象徴するフェニックス(不死鳥)が文字盤上を周回する自動巻きローターとなって躍動する。

自動巻き、ロジウム仕上げホワイトゴールドケースにブリリアントカットダイヤモンド、ホワイトゴールド製リューズとデプロワイヤントバックルにダイヤモンド、フェザーモチーフをほどこしたパープルのマザー・オブ・パール文字盤、エメラルドをセットしたフェニックスモチーフのロジウム仕上げホワイトゴールド製ローター、ホワイトアリゲーター ストラップ。1541万4000円。4月発売予定。


Cartier|カルティエ 21

© Cartier
Tank Américaine
タンク アメリカン

伝説の傑作が華やかブレスレットでさらに優雅に

カルティエの定番タンクのなかでも、女性から特に熱い支持を受けてきたのが1989年に誕生した「タンク アメリカン」。1920年代初頭にデザインされた「タンク サントレ」を原型に、しなやかなサイドカーブを描く縦長ケースは、一度見たら忘れられない、時代を超越して人を虜にする魅力をそなえている。伝統のローマ数字インデックス、レイルウェイトラックをミニッツカウンターに使ったシルバー仕上げフランケダイヤルのクラシックな顔は、いつ眺めてもエレガントだ。このタンク アメリカンの歴史に2013年、レディのためのブレスレットモデルがくわわった。スネークスキンを彷彿させるこのブレスレットは、もともと美しさで定評のあるタンク アメリカンのフォルムをさらに引き立て、女性の腕元に優雅で洗練された輝きをあたえてくれる。素材のバリエーションは写真のホワイトゴールドとピンクゴールドの2種。ケースのベセル部分にブリリアントカットダイヤモンドをセットした写真のモデルのほか、ブレスレットにもダイヤモンドをセットしたさらに豪華なモデルも選ぶことができる。

クォーツ、ダイヤモンドをセットしたロジウム仕上げのホワイトゴールドケース&ブレスレット、ケースサイズ縦34.8☓横19mm。355万9500円。4月発売予定。

カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-301-757
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