中村獅童がティグアンTDIで繰り広げるunexpectedな旅|Volkswagen

中村獅童がティグアンTDIで繰り広げるunexpectedな旅|Volkswagen

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Volkswagen Tiguan TDI 4 Motion R-Line|フォルクスワーゲン ティグアン TDI 4 モーション Rライン

フォルクスワーゲンは懐が深い(2)

キース・リチャーズのギターも手がけたマスタービルダーにベースを作ってもらう

やがて本日の最初のデスティネーション、東京・千駄ヶ谷にある「Fender Music Backstage」に到着した。カスタマイズされたフェンダーのギターがズラリと並ぶスペースで、目を輝かせる獅童さんを迎えたのは、フェンダー・カスタムショップのマスタービルダーの一人でアメリカより来日していた、ポール・ウォーラー氏だった。

「今日はベースを作らせてもらおうと思っています」と獅童さんがいうと、「ぜひいいものを作りましょう」と、フェンダーミュージックの大畑篤史氏と、キース・リチャーズのギターも手がけたというウォーラー氏が応じる。学生時代にバンドブームを経験し、ローリング・ストーンズやLAメタルなどに影響されたという獅童さんだけに、ウォーラー氏に投げる質問はミューシャンごとのモデルや細かな仕様について、熱が入る。

獅童「シド・ヴィシャスが使っていたのはプレシジョンベースかな。ガンズ&ローゼスのダフ・マッケイガンは?」

ウォーラー「彼のはP&Jといって、プレシジョンベースのブリッジにジャズベース用のピックアップを付けているんです」

獅童「ヘッドが黒いんですよね」

ウォーラー「シド・ヴィシャスのプレシジョンは70年代スタイルなんですけれど、こういったネック幅もナット幅も細めが好きで。ナット幅が狭い方が弾きやすいんでしょうね」

獅童「シド・ヴィシャス仕様にしようかな・・・・」

ウォーラー「プレシジョンでシド並にパンチの効いたトーンがお好みなら、70年代と同じ伝統的なエナメルワイヤーでピックアップを巻く女性がいて、彼女が今フェンダーで最高のピックアップ職人さんなので、それもリクエストしましょうか?」

獅童「すっごいうれしいです!」

他にも、各部の経年変化の仕方や、あらかじめできるエイジング加工などについて、事細かに話し合った後、ふと獅童さんが思い出したようにウォーラー氏に尋ねた。

獅童「自分は1972年生まれなので、70年代にこだわって仕上げてもらえたらお任せなんですが、普段は何を大事にベースを作られているんですか?」

ウォーラー「ネックの部分ですね。プレーヤーが直に楽器と触れて、つねに握っている部分ですから。ボディはピックを使ったり指で弾いても弦が触れますが、ピックはそれ自体がプレーヤーと触れる箇所なので一番大事にしています。プライマスとかメタリカを聴いて、自分でギターを作ろうと思ったのが14歳でした」

獅童「けっこう近いですね。僕、17歳ぐらいの時に初めてロサンゼルスを訪れて、LAメタル全盛期でウィスキー・ア・ゴーゴーというライブハウスに行ったんです。その後、映画『硫黄島からの手紙』をLA郊外で撮影していた時にも、2ヵ月ほど住んだりして」

ウォーラー「LAに来る時はおっしゃって下さい。フェンダーの工場に案内しますから」

獅童「次はLAロケの予定を組みましょう」

Page 3.高速道路での加速の素晴らしさに感銘

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SUKEZANE Tomoki

1965年京都市生まれ。(株)マガジンハウスのPOPEYE編集部でファッションエディターとしてのキャリアをスタ […]

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