フルモデルチェンジした15代目クラウンに試乗|Toyota

フルモデルチェンジした15代目クラウンに試乗|Toyota

CAR IMPRESSION

Toyota Crown|トヨタ クラウン

フルモデルチェンジしたトヨタの旗艦、クラウンに試乗(2)

V6ハイブリッドは最高級のクラウン

先代モデルでは、ショーファー用の「マジェスタ」、フォーマルな「ロイヤル」、パーソナルな「アスリート」がラインナップされていたが、再出発を目指す新型ではこれを一本化。代わりに3種類のパワートレーンを採用することで、クルマの性格づけを行うという方法がとられた。

最初に乗ったのが、8GR-FXS型3.5リッターV型6気筒マルチステージ ハイブリッドシステムを搭載した「G-Executive」だ。最高出力220kW(299ps)/6,600rpm、最大トルク356Nm/5,100rpmを発生するV6エンジンと、132kW(180ps)、264Nmのモーター、リチウムイオンバッテリーの組み合わせで、システム全体の出力は264kW(359ps)というハイパワーを発揮する。

このパワートレーンはレクサス「LS」や「LC」と同じもので、トヨタ車としては初採用のもの。深くアクセルを踏み込めばV6エンジンらしい緻密な回転音を伴って、制限速度域まではあっという間に到達する見事な加速を披露してくれる。

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ハイブリッドシステムには有段ギアが組み合わされており、制御としては10段変速のトランスミッション。パドルシフトが備わるので、ワインディングロードなどではドライバーの思い通りの走りも楽しめそうだ。

一方、ドライブモードをNORMALに切り替えてゆったり走る際にはEV走行領域が一気に拡大し、静かで優雅な走りが楽しめる。特にG-Executiveモデル専用として、バックガラスの高板厚化、後席シートやラゲージ周辺への吸音材やリアホイールハウスへの遮音材の追加が行われており、「最高級のクラウン」を求めるオーナーは、このモデル一択と言っていいと思う。