2013春夏コレクションのテーマは、「動いている物体は動きつづけようとする」

革新と伝統を融合するコンテンポラリーなスポーツウェアコレクションを展開するアディダス シルバー。“機能的なエレガンス”というコンセプトに基づき、精緻なテーラリングと洗練されたシルエットを重視。アパレルをはじめ、アクセサリーからフットウェアにいたるまで、斬新なディテールと画期的な素材をさりげなくシックなセンスでまとめて、ワードローブに欠かせないアイテムを生み出している。

2013春夏コレクションのテーマは、古くから知られている法則「動いている物体は動きつづけようとする」で、格闘技や、ブラッド・ピットが出演した映画『ファイト・クラブ（Fight Club）』にインスパイアされたコレクションを展開する。

今シーズンのメンズは、パンチングレザーを使用したシャーベットカラーのクールなジャケットが象徴する、さまざまな21世紀のライフスタイルとシチュエーションに対応できるエレガントな雰囲気がコレクション全般に融合。さりげなく自信を感じさせるスタイルに革新的な素材を組み合わせたさまざまなアイテム、プリントやシェイプ、シルエットがあらたにフォーカスされる。

劇中のブラッド・ピットの衣裳をダイレクトに引用

また、ハイファッションという視点からのスポーツラグジュアリーな提案では、ウールのブレザーにナイロン地のラペルを組み合わせたり、ウィメンズコレクションにも登場する抽象柄のプリント地をあしらったりという、対照的な異素材の組み合わせをアピール。

メンズウェアのパターンは、映画『ファイト・クラブ』に出演したブラッド・ピットの衣裳をダイレクトに引用し、彼の役どころのクールな知性と荒々しい男らしさを表現。ナイロンとスウェット素材を使用したボクシングショーツや、台襟付きのボタンダウンシャツ、対照的なタキシードストライプをあしらったオレンジ色のツイルパンツ、光沢のある同色のペイントで装飾した4分の3丈の黒のトレンチコートは「空手」を想起させるデザインとなっている。

フットウェアもアパレルと同様に、格闘技から得たインスピレーションを強く打ち出すとともに、異素材を巧みにミックス。メンズでは、レザーとメッシュ素材を使用したボクシングブーツがスタイリッシュで都会的な知性を表現し、レザーとナイロン地コンビのオックスフォードシューズは、ひねりをくわえてクラシカルなシェイプをアップデートしている。

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